おはようございますニコニコ

 

今朝は起きてすぐ、またミサイルが発射されたことを知り、ほんのりと不安になりながらどういう解決の道があるんだろうと考えたりしました。

 

個人的な心配事は継続中。それもどうしたらいいんだろうなあダウン

 

朝の支度をして、どんなときでもなにかを読んでいたいわたし、以前読んだ川上弘美さんの「おめでとう」という文庫を手に取りました。

 

 

 

このなかの「春の虫」という短編を読みおえて、本を閉じ、ふっと「わたしはとるにたらない、たいしたことのない、ちっぽけな人間だなあ」ということが腑に落ちました。

 

本当にたいしたことのない、自分をわかってほしいというわりに相手のことはわかろうとしない、自分をわかってほしいというわりに自分で自分のことを知ろうとしない、それでも自分は間違ってなくて周りに腹をたてて「思いどおりになってよ!」と天にきいきいいってるようなつまらない人間だなあ。と、さあっと見えてきたというか。

 

多分、このままなにかの能力を身につけたり、お金をたくさん稼いだり、たくさんの物を手にいれたり、それこそスピリチュアル系のセッションをいくら受けたところで変わらないんだろうなあ。ということを思ったりもしました。

 

でもそれが全然かなしいことや苦しいこと、不幸なことというわけではなくて、「『いまここ』がそうなんだな」というだけで。

 

これからそうじゃなくなるという決意も確信もなにもなく、ただ「『いまここ』で『つまらない人間でいる』というのをゆるされている」という大きな愛や自由を感じました。

 

これからわたしはどんどんつまらなくなるかもしれないし、どんどん新たなものを手にいれて世間的に立派に見えるひとになるかもしれないけど、どっちにしろ真ん中にあるのは自分のちいささへの気づきなのかもしれないな~、なんて思います。

 

余談ですが、すめさんとこの布袋さん。「ありがとうございます」をしていると「ありがとうございます」がはっきり言えないほど笑いがこみあげることがあります。

 

わたしには聞こえないけど、めちゃくちゃ面白い冗談飛ばしたりしてるのかもですね。