コミックエッセイです。
著書のおづまりこさん、ほっこりと優しい絵柄と生活を楽しむ様子が魅力的でSNSでチェックしておりました。
あと確かめた訳ではないのですが、こういったコミックエッセイの創作活動とは別の場所でわたしおづまりこさんご本人とニアミスしているのでは……?と思う点があり。
こちらは1ヶ月生活をして月の予算から1000円ぐらいが残ることが多く、その1000円で好きなことをしてみよう!という本になっています。
1000円でいろんなことができるんだな~!!となりました。
有名ショコラティエの良い板チョコを買ってみたり、いつもと違う色のネイルを塗ったり、バスボムを購入してゆっくりお風呂にはいってみたり、とっても楽しそう!!
一方で、考えてしまうところもあります。
1000円でこれだけ豊かな選択肢があって、素敵!と思えるものと出会えるのは、東京という日本一豊かな都市に暮らしているからではないだろうか?
田舎だとお店も限られて、陳列される品数も少ない……。選択肢がない……。ということになるかも?と思いました。
ただ一方で、田舎だからできる1000円ごほうびもあるだろうな~!とも思います。
野菜直売所で普段買わない珍しい野菜を1000円ぶん買ったら食べたことのない野菜たっぷりごはんを数日食べられるだろうし、日帰り温泉に行って湯上がりソフトクリームもできちゃう!
もうひとつは、おづさんの本がテーマとして「月の食費2万円」とか「年収200万円生活」とか、限られたなかで豊かな生活を送るものが多いというところです。
おづさんは楽しんで豊かに生活をしている、こういう方法もあるようという提案をしている。
それを「わたしもやってみよう!」ってなるかな?っていうと、「わたしはもっと予算がほしいな」と思っちゃうな~!
「こう決めて、やってみる!」という遊び感覚は楽しそうだけど、その制限よりもっと手をひろげる方法を探したいという感想を抱きました。
感想としてはそういったところですが、とりあえず今度ごほうびの1000円にしたいな!と感じる1000円でまだ行ったことのない珈琲店で珈琲とお菓子の1000円ごほうびしてこよ!!と思います![]()