『たみおのしあわせ』(2008)『六月の危険な花嫁』(1982)拝見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

いいのかそれで!?な映画とドラマ拝見

 

『たみおのしあわせ』

 

 

岩松了監督作品

オダギリジョー様、原田芳雄様、麻生久美子様、大竹しのぶ様、

小林薫様、忌野清志郎様(役名「変な男」)、石田えり様他

 

 

数々のお見合いを断ってきた上、恋愛に関しては晩熟な青年・神埼民男。

その息子に結婚してもらいたくて自分の幸せを後回しにしてきた父・伸男。

ある日、民男は三枝瞳とお見合いをする。

お見合いは成功し交際をスタートさせ、遂に結婚を控えるまでになった。

一方、伸男は部下の宮地雪江と交際していたが、民男には秘密にしていた。

そんな中、ニューヨークから帰ってきた親戚の透が神埼家に居つく。

(Wikipediaより引用)

 

 

 

2008年作品かあ。まだ20年経っていないですね。

されど20年・・・豪華なキャストの皆さま、お若い。

そして、原田芳雄様と忌野清志郎様はすでに亡く。

原田芳雄様様が逝かれたのが2011年享年71歳。この作品からたった3年。

大変なご闘病でも、最期まで「俳優・原田芳雄」を貫かれた。

この作品で「そう、原田芳雄様はまだこんなにお若かった」を

再確認させて頂き、有難く思います。

 

 

ほのぼのとヘンテコな一作。雰囲気ありました。

 

 

ご出演の皆さま、くせ者揃いなところがポイントだと思うんです。

 

 

お写真探すと殆ど結婚式の場面ばかり。え?この映画、そこがポイント?

 

 

 

 

 

それでいてラストはそれでいいのか!?神崎家!?『卒業』か!?になるのに?

たみおのしあわせって、そこにあったんかい!?

 

 

小林薫様や忌野清志郎様のお写真がないのが残念。

邦画のお写真探しって疲れる・・・

 

『六月の危険な花嫁』

 

 

瀬川昌治演出、TBS・大映テレビ、全4回

夏目雅子様、岩城滉一様、西川峰子様、芦川よしみ様、

鈴木ヒロミツ様、坂上二郎様、石立鉄男様他(Wikipedia様順)

 

 

地方出身の石山かね子は、結婚式場で巫女として働きながら夜学に通っている。

かね子はそれまで男性に縁が無かったが、

同じ夜学で机を並べて学ぶ、捜査一課の若い刑事・堀川に好意を持つ。

堀川は同郷だったこともあって、間もなく二人の仲は交際に発展する。

かね子は一時は堀川との結婚も意識するほどだったが、

やがて堀川に対する物足りなさを感じ始める。

ちょうどそんな時プレイボーイ風の男・松岡と知り合い、

松岡に誘われるがまま、かね子にとっての初めてのディスコ、

そして初めてのラブホテルへ。この一夜の情事でかね子は妊娠、

しかし望まぬ妊娠だったことから中絶を決意し、

これを伝えるために松岡のマンションを訪れる。

しかしそこでかね子は女性の死体を発見。

そしてこの事件を堀川が担当することになった。

たった一夜の情事からかね子の青春が狂い、事件に巻き込まれていく…

(Wikipediaより引用)

 

 

って、殆ど引用で済ませてる?私???

「プレイボーイ風の男」が石立鉄男様で、

「物足りなさを感じ」るのが岩城滉一様(まあ、まだお若いけど)???

他のキャストの方々は統一感あるし、

岩城滉一様もお若いせいかそれほど違和感ない。

あき竹城様がちょい役でご出演で存在感あり・・・

な中、夏目雅子様、浮いてる。

『たみおのしあわせ』を上回るお写真のなさも納得。↓ これでおさめたいのね?

 

 

1982年『鬼龍院花子の生涯』 ↓ のお年。翌年が『時代屋の女房』!

 

 

 

 

お美しいんですよ。しかも巫女さんのお仕事してたりするから綺麗すぎる!

 

 

1978年〈「本格的に女優を目指したい」と本人が直訴して、P&M事務所から、

文学座とつながりの深い其田事務所に移籍した〉

(Wikipediaより引用)

で、以降、事務所さんがかなり作品は選ばれてらした印象があるんです。

『松本清張シリーズ「ザ・商社」』(1980)

 

 

『野々村病院物語』(1981~1983)

 

 

『陽のあたる場所』(1982)

エリザベス・テイラー様が演じた役

 

 

『妻は告白する』(1983)

若尾文子様が演じた役

 

 

で、何故この作品に???余程「夏目雅子をヒロインにしろ」という、

ごり押しがどこかからあって、忖度が働いた???

キャスティングとして、まあお身内で考えたら田中好子様くらいでいい?

何故夏目雅子様???1985年にお亡くなりになるのに、

時間が勿体なさ過ぎます。

 

 

全4回なので、ラストでどうにかなるのか?とかすかに期待したけど、

最後の最後までおちゃらけた脚本だし。びっくりとしか言えない。

 

 

 

なかなか無いくらい、ラストでヘロヘロになる作品を二作、

拝見しちゃいました。