二月DVD毎日消化中☆その2 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

エンドロールで音楽に浸れた頃

だんだんと、日々映画を観るペースが整ってきて、

これって3年ぶりくらい?

名作を並べている棚を連続拝見したりすると、

久々、映画に惑溺できます☆

 

『eXistenZ(イグジステンス)』(1999)

デヴィッド・クローネンバーグ監督作品、カナダ・イギリス

ハワード・ショア音楽

 

 

ジュード・ロウ様、ジェニファー・ジェイソン・リー様、ウィレム・デフォー様、

イアン・ホルム様、クリストファー・エクルストン様、サラ・ポリー様他

 

 

『デッドゾーン』『ザ・フライ』『戦慄の絆』とか、好きな監督。

 

 

イグジステンスって、「存在」とかいう意味なんですね。シニカル。

描かれるのはバーチャルな世界ですからねえ。

 

 

みどり、ゲームソフトって、テトリスくらいしか経験なくて、

その世界疎いですが、お金払って、こんな世界に行くか!?

いや、クローネンバーグ監督なら嬉々として行くかあ。

グロくってエグい。でもってどこも汚くて暗い。

 

で、またこの人が居るんだわ。デフォー様。

 

そんな世界にどっぷりトリップしたい時にどうぞ~、な一作。

ジェニファー様の髪形の変化が楽しい☆

 

 

みどりはこの子、好きでした。

 

『Driving Miss Daisy(ドライビングMissデイジー)』(1989)

ブルース・ベレスフォード監督作品、アメリカ

ハンス・ジマー音楽

 

 

ジェシカ・タンディ様、モーガン・フリーマン様、ダン・エイクロイド様他

 

 

言わずと知れた名作・・・ですが、最近の感覚で言ったら「古い映画」なのかな。

拝見する、自分の年齢ごとに感慨が少しづつ違ってきます。

 

 

 

そして、エンドロール、あの主題曲が流れるところで、

もう、心わし掴み。これって、近頃の映画ではほぼなくなっちゃった現象。

 

 

『欲望という名の電車』初演のブランチを演じられた超ベテランで、すっとトップでらした☆

 

『浅草キッド』なんて、ビートたけし様の歌でしんみりしたところで、

突然、桑田佳祐様の歌声が。これ何!?

その上、その曲が、作品自体とは関係ないもののCMで流れてる。

「スポンサー」との契約ってのですかね。あざといお金儲けにがっかりしたなあ。

 

『Tap(タップ)』(1989)

ニック・キャッスル監督作品、アメリカ

 

 

グレゴリー・ハインズ様、サミー・デイヴィス. JR.様、スザンヌ・ダグラス様、

ジョー・モートン様、バニー・ブリッグス様他

 

 

刑務所帰りの落ちぶれたタップ・ダンサーが、

かつての友人・恋人・師匠らの助力を得て再びダンサーとしてカムバックするまでの物語。

G・ハインズが様々なバリエーションのタップ・シーンを披露する。

(Yahoo!映画より引用)

 

 

こうしてご共演された、往年のタップダンサーの皆さま・・・

その後わずか14年でハインズ様がご逝去になろうなどと、

想いもされなかったことでしょう。

 

 

もちろん、全員が踊りを披露されます!

 

みどり、自信の好みが、『コーラスライン』的?に大勢で踊るより、

神業みたいなタップを、1~3人くらいで堪能させて下さるのが好き。

 

 

 

サミー様、ハインズ様だけでなく、

「現役だぜ」という感じで踊られる、爺ちゃんSのかっこよさに惚れ惚れ。

相変わらずジジ専なみどり。

 

『ぼんち』(1960)

市川崑監督作品、山崎豊子原作

 

 

市川雷蔵様、若尾文子様、中村玉緒様、草笛光子様、

京マチ子様、越路吹雪様、船越英二様他

 

 

放蕩の限りをつくしてもその底にぴしりと帳尻の合った遊び方!

それを大阪ではぼんちと呼ぶ!

四代続いた船場の足袋問屋の一人息子・喜久治57歳。

妾の子である太郎に養われる日々を送っている「ぼんち」が語る、

自らの五人の女をめぐる華やかにして数奇な半生だった…。

 

 

 

市川崑監督作品、結構積まれてるんです・・・

でも、こうやって拝見して、すべてが面白いのがすごい。

映画の歴史のかなり変遷期を過ごされたと思うのですが、

どの時期の作品もすぐにスクリーンに惹きこんで下さる嬉しさ。

 

 

 

そして、市川雷蔵先生、どんな役でもしっくりさせてしまう!素敵。

 

 

戦後、愛人たちが一緒にお風呂に入り、

「これから」を語り合うのを、喜久治が覗き見る場面、いいなあ。

 

『Les félins(危険がいっぱい)』(1964)

ルネ・クレマン監督作品、ラロ・シフリン音楽

 

 

アラン・ドロン様、ジェーン・フォンダ様、ローラ・オルブライト様他

ジェーン・フォンダ様にも「小娘」時代があったのねえ。

 

 

主人公のいかさまギャンブラーが、ギャングの情婦に手を出し、

組織から追われる身となる。

辛くも脱した彼は、情夫と共謀して夫を殺した未亡人の屋敷にかくまわれた。

しかし、その未亡人の姪に慕われ、屋敷の一室に幽閉されてしまう。

アラン・ドロン主演の、コミカルなタッチのサスペンス劇。

(Yahoo!映画より引用)

 

 

上映時間97分。それでもびっしりしっかり面白い!

最近の映画って、何であんなに長すぎのが多いんだろう?

 

 

アラン・ドロン様、「運がよかったと言われるけど、努力して成功したんだ」

と、近年仰ってましたが、いやあ、どんな仕事も努力は必要・・・

 

 

 

 

ドロン様はやはり努力というより、持って生まれた奇跡的「顔」と、

それを素晴らしく生かした、名監督たちに起用されたことが成功の素では?

とにかく「若い」時のルックス!監督の演出!

自己過信の抜け作がこれ程似合うお方も少ないかも???

 

 

自分が男性に監禁されることは、どう間違ってもないと断言できるけど、

もしそういうシュチエーションの場合、私も子猫用意して欲しい!