『Contagion(コンテイジョン)』(2011年)再見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

いまや、「教科書」?

 

 

スティーブン・ソダーバーグ監督作品、アメリカ、106分

 

 

 

 

マット・デイモン様、ジュード・ロウ様、ローレンス・フィッシュバーン様

マリオン・コティヤール様、ケイト・ウィンスレット様、グウィネス・パルトロー様他

 

 

ウィルス性の病気に、とっても狙われやすいみどり。

何度、インフルエンザ胃腸炎にやられたことか。

ウィルスじゃないけど、サバでサニアキスにまでやられてます。

どれも40度前後の発熱で、壁に頭を打ち付けて、

つ・・・冷たくて気持ちいい・・・って状態でした。

 

 

そんなこんなで、毎年、インフルエンザのワクチンは必須です。

そんなみどりには、この映画、ホラー映画より怖い名作?で、

『アウトブレイク』 ↓ と二作、何度も拝見してます。

 

 

でも、コロナが始まった時は、出来れば収束してから拝見したい

と思って取り出さずにおりましたが、今回、再見しました。

「映画」ですので、拡大現実よりすさまじいし、

ワクチンの発見早い。(映画が終われませんからね)

民間療法ブロガーが、効果あるとする薬草も、

入手しようと、暴動状態になる。紹介した本人からも盗まれ・・・

 

 

国民がそんな状態で、ブロガーはどんなに真摯でも、相手にされませんよ。

それについて調べるというより、ブロガーなんかの言うことだからと無視される。

 

 

全体は順を追って、今回のコロナそのままの展開

予防策リアルさ等、今も「他人事」として生活している、

特に若者たちに、啓蒙として、ご覧いただきたい映画です。

 

 

ジャスト、その年代には、どちらもおばさんで馴染み薄かも?だけど、

みどりにとっては、一人目の感染者グウィネス・パルトロー様

(ちやほやする日本人にうつすし)

 

 

 

 

 

夫マット・デイモン様は大丈夫。妻と息子を亡くし、娘を守るため孤軍奮闘されます。

 

 

 

ウィルスとの闘いの中、感染し亡くなる研究者ケイト・ウィンスレット様

 

 

 

 

拉致誘拐されるものの、誘拐された先で馴染んで生き残るのが、

マリオン・コティヤール様・・・という、トライアングルだけで、

現実感百万倍なゴールデン・キャスティングだと思いました。

 

 

 

グウィ様もケイト様も、どんな人災・天災があろうと、絶対生き残りそう

 

 

でも、浮気・セレブを気取ったバカ騒ぎの末感染、泡吹いてグウィ様死亡。

解剖では、まず頭部切開で、頭皮べろんって、絶妙すぎる配役

『乙女の祈り』『タイタニック』 ↓ 宝石貰い逃げ図太く生き残るケイト様。

 

 

救い出そうと尽力するローレンス・フィッシュバーン様の甲斐なく、

医療崩壊の中、絶命する・・・説得力、万全です。

 

 

あのお方が「負ける」映画って少ないのでは・・・

ジョディ・フォスター様と、『おとなのけんか』をされた時でも引き分けだった。

 

2020/04/03

 

この映画が、よくできた娯楽映画であった時代はつい10年前

今、私たちは、この状態が「作りごと」ではない環境にある。

 

 

この映画の中で、公正で誠実な人物でも、

立場を利用し、まず身内を秘密裏に救おうとするし、

村一つの生き残りに望みを託して、誘拐を冒してまでのワクチン入手に、

国は彼らに平気で偽ワクチンを渡す。

ワクチンが生産され、接種され始めていても。

人の弱さ、愛、平然とした不実。すべてがリアルです。

 

 

そして、アルバイト収入を頼っているみどり。

新年度にバイトがあればいいけど、

本気で経済的に危険な状態が見えてきても、

は、一度10万円支給したら、その後は、

低額所得者のことなんて、しらんぷりですわ。

 

 

Go toなんて、素人が考えても危険な政策は打ち出しても。

今年の税金どうやって払おう

 

 

また貯金が減る!!!年金支給だって不安なのに。