若くなくては駄目なのか?
2005年11月24日~11月26日、フジテレビ
第1夜「瀬戸内寂聴・出家とは生きながら死ぬこと」 宮沢りえ主演
第2夜「越路吹雪・愛の生涯」 天海祐希主演
第3夜「杉村春子・悪女の一生」 米倉涼子主演
2007年1月12日
菅野美穂主演で「女の一代記『向井千秋〜夢を宇宙に追いかけた人〜』」
主題曲に、中島みゆき御大の『命のリレー』という気合。
スポットを当てたのは、素晴らしい方々。
せっかくここまでされたのに・・・越路吹雪様&向井千秋様を拝見しました。
瀬戸内寂聴様は冒頭で挫折。
杉村春子様は、冒頭、あれ?意外といい?と思いつつそれだけでやめといた。
あまりに杉村春子先生が好きすぎて。
どう言うても、瀬戸内寂聴様の生々しさに宮沢りえ様はあかんでしょう。
宮沢りえ様を主演に、に重点を置くなら、
他に、取り上げたらいい人がいるんじゃないかな。
『グーグーだって猫である』の大島弓子様も、
何故宮沢りえ様?何故小泉今日子様?と思ったな。
原作の良さ、もたいまさこ様とかなら出そうなのに。
菅野美穂様の向井千秋様もあまりにお身体が華奢で。
でも、ご夫妻の歴史に重点があったんで、なんとか?
全体、セットも昭和感薄かったのも残念。
そ~し~て~、いいですよ、この配役で。
でも、同じ企画を同じ女優さん達にしても、あと十年先ではいかんかったんか?
主演女優は若くないと駄目なのか?
物語の設定上も、十年後の方が違和感なかろうに。
天海祐希様、十年後だったらもっとお声もお顔立ちも、
迫れるものがあったでしょうに。残念。
それにしてもみどり、「越路吹雪展」まで拝見したのに。
宝塚ご出身なの、100%忘れてました。馬鹿。