『歌麿 夢と知りせば』(1977)拝見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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実相寺監督の時代劇

 

実相寺昭雄監督作品、日本、140分

 

 

岸田森様、平幹二朗様、山城新伍様、三田和代様、緑魔子様、岸田今日子様、

内田良平様、岡田英次様、成田三樹夫様、寺田農様 中川梨絵様他

 

 

 

映画の冒頭に、古今和歌集からの、

うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼みそめてき

が出てきちゃうんですよ。

それで、鈴木清順監督『陽炎座』が頭にぼわんっと現れちゃった。

 

 

実相寺監督鈴木清順監督、まるで違う・・・が、

微妙似たカテゴリーにいらっしゃる???

で、全編、時々、清順監督の映像が頭に浮かんじゃいました。

空の風景などは、実相寺監督!だけど。

 

 

 

何かしら暗号めいて、通じるところがある監督なのかしら?

内容は歌麿が、女を書くこと突き詰めてく話と、夜盗の話が平行。

 

 

 

 

だからって、あ~た、妻を犯させるってねえ。

妻、巡礼に出ちゃうし。

 

 

役者で盗賊平幹二朗様の立ち回り、かっこいい。

まだ細面?でらして?色っぽいです。

やはり、男性との絡み?(色事ではないですよ)の方が色っぽい

 

 

 

 

歌麿を中心に、当時の文化人達が描かれます。

 

 

でもね~、葛飾北斎=写楽

 

 

 

わたしはピンとこないな。