『The Jane Austen Book Club(ジェーン・オースティンの読書会)』拝見 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

「オースティン」後の人生

 

ロビン・スウィコード監督作品、アメリカ、105分

↓ これが、日本版になると背景どピンク。「女子供向け」ってこと?

 

 

エミリー・ブラント様、ヒュー・ダンシー様、マリア・ベロ様、キャシー・ベイカー様、

エイミー・ブレネマン様、マギー・グレイス様、ジミー・スミッツ様他

 

 

 

「女に生まれたら、まず結婚」が王道だった時代の、英国作家ジェーン・オースティン

ふとしたことから、彼女の作品から、一人が一冊づつ担当を決めて、

半年に渡る、読書会を催すことが決まった女友達たち

その前も、読書会が始まってからも、人生いろいろなことが起きるのを、

一か月ごと、作品ごとので描かれる物語。

 

 

半年、じゃあ六人足りない人数見つけちゃう。

突然、夫が、好きな女性が出来たから別れてほしいと言われたシルヴィア。

彼女の恋人にどうか?と、SF好き「年上も好き」青年を仲間に入れたり。

 

 

でも、彼を見つけてくるジョスリン、彼女自身が未婚

 

 

フランス語教師のブルーディーは、と気持ちがすれ違ってばかり。

 

 

そんな中、学生に迫られ、一線を超えるか超えないかは彼女次第

 

 

若手では、シルヴィアの、同性愛者も。

リーダーは、六回結婚した強者。

 

 

一人目の夫フレッド・アステア様プロデュースをしたって!

七回目の結婚もいいわね、なんて言ってる、元気なおばあちゃま。

 

 

半年の期間をかけての読書会、それぞれの生活も変わっていく。

教師は、性が合わない母親が訪ねてきたのを、

我慢できず追い返したら、交通事故で死亡する。

若い女性に走ったはいいが、長くは続かず「家庭」が懐かしくてならない夫。

同性愛者の娘は、恋人破局するが、入院した病院の女医といい仲に。

 

 

 

 

SF好き青年は、シルヴィアをやたら勧められるが、初めからジョスリンが好き。

ジョスリンも、心の内は同じで、悶々と。

大きな出来事?があるわけではない?けど、抱える想いは様々

 

 

「ジェーン・オースティンは結婚までを描くけど、その後は描かない」

その、描かれなかった部分を、オースティンの読書会のメンバー織りなす

 

 

「幸せ」って?「幸せ」を求めるってどういうこと?そんな想いは、

「結婚」というものを挟んで、成熟はするけど、基本同じ?

 

 

 

ジェーン・オースティン作品も、分別あるキャラや、高慢なキャラや、奔放なキャラ・・・

不器用でも、求めているのは「幸せ」、で、時代を超えて愛されるのかも。

ジェーン・オースティン作品、私も好き。BBCドラマのDVDBOX用意してるの、

そろそろ拝見しましょうか。

ところで、SF好きの彼のお勧め一冊目が『闇の左手』

SF読まないみどりが、読破した数冊の中の一冊でうれしかったあ~

 

 

粋なエンディングもあり、しみじみ楽しい作品でした。

 

 

 

↓ オースティ原作作品、いっぱいある中でも、豪華☆