『Waterloo Bridge(哀愁 )』(1940)久々に再見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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「純粋」なヴィヴィアン・リー様

 

マーヴィン・ルロイ監督作品、アメリカ、108分

 

 

ヴィヴィアン・リー様、ロバート・テイラー様、 ヴァージニア・フィールド様

ルシル・ワトソン様、C・オーブリー・スミス様

 

 

 

 

早朝起床。色々用事あれど、まだお役所も開いてないし、

で、朝も早くから、こってり悲恋物語を拝見いたしました。

 

 

 

ものすごく久しぶりに拝見したら、デジタル処理されてる???

がえらいはっきりして、画面がやたら白っぽく見えて残念

ヴィヴィアン・リー様、バレリーナ役ですが、

第一次世界大戦の頃の時代の、

バレリーナの地位ってそんな低かった???

 

 

それとも、ロンドンでは、レビューとかするようなところでも、

バレエとか上演してたのかな?と、雑念が入ったりしましたが、

いやもう、ヴィヴィアン様がお美しい

性格も純情真面目で、スカーレットとは大違い。

 

 

ロバート・テイラー様も、勿論、水も滴るいい男

 

 

でもでも、やはり、ヴィヴィアン様にうっとりする一作。

舞台の場面も、ヴィヴィアン様の細さなら、違和感なし

 

 

『グランドホテル』の、ガルボ様バレリーナってのは、

相当無理な設定といつも思うけど。

戦火の中の

 

 

 

 

出会ってすぐに結婚の筈が、教会の時間に間に合わなかったり、

彼に会いに行ったことで、バレリーナの職を失ったり、

彼のお母さんに会うその時に、タイミング悪い知らせを見たり・・

徹底的に、メロドラマ成立。

 

 

愛する人と晴れて結ばれ得なかったヒロインが、

ウォータールーブリッジで、連なって走る軍用車?の光を見つめる表情

 

 

同じくヴィヴィアン様の『アンナ・カレーニナ』のクライマックスを想い出し、

あちらも再見したくなりました。

あ、そういえば、あれもガルボ様も、演じてらっしゃいましたね。

 

 

 

 

お二人とも、冒頭の駅の場面お美しかったですわ。