ミルドレッドの駆け巡る人生
トッド・ヘインズ監督作品、アメリカ・HBO、全5話
ケイト・ウィンスレット様、ガイ・ピアース様、エヴァン・レイチェル・ウッド様、 モーガン・ターナー様、
ジェームズ・レグロス様、メリッサ・レオ様、 ブライアン・F・オバーン様他
気になっていたテレビのミニシリーズ、拝見しました。
ぎりぎり禁酒法時代から始まる、ケイト・ウィンスレット様の太腕繁盛記???
のっけに浮気してる旦那が家を出て、収入がなくなる振出し。
日々の暮らしに事欠く財政状態から、
「恥ずかしい仕事」ウェイトレスをしてお金を貯め、
得意なパイを取り入れた、レストランを始めるミルドレッド。
ウェイトレス最後の日に、イケメンの男性客と恋の花咲き、ランデブー。
帰ってきたら、親に預けて出た、二人の娘の下の娘が病気に。
容体が落ち着いたと思ったら、急変して死亡してしまう。
残った上の娘は、「プライドと気品」を持っていると、
ミルドレッドは、将来を期待してピアノを習わせている。
見ていて、亡くなった娘は、天真爛漫な天使のようで、
姉は、「プライドと気品」を足したら傲慢で見栄っ張りになるんかいっ?!だが、
ミルドレッドは、常に可能な限りの教育費を彼女に注ぐ。
店は順調に拡大、店舗も増える。創設者ミルドレッド高給取りに。
イケメン恋人(働かなくてもいい金持ち→破産)との別れたりひっついたり。
しかし、娘に、ピアノの飛び切りの才能はなかった。
・・・が、のちに何とソプラノ歌手として脚光を浴びる。
ミルドレッド、益々娘に入れ込むと同時にイケメンと再婚ゴールイン。
もう、人生ゲームのごとく、彼女のジェットコースター人生が繰り広げられ~。
なんてったってケイト・ウィンスレット様ですから
・・・しかし、娘の性悪ぶりもすんごい。
途中、何でタイトルがMildred 「Pierce」なのか、考え込んじゃいましたが、
いやはや、ちゃんと、深い理由があるんですね。
ラストシーン、「そうきたかあ・・・」でありましたわ。
英国もアメリカも、テレビドラマのレベルが途方もない。
映画とは違う上映時間で表現したい作品が、
映画監督の手で撮られちゃう。羨ましい限りでございます。
こちら、映画は、ジョーン・クロフォード様主演なんですね。
少し調べた感じでは、ドラマが原作に近い感じ。
映画はドラマティックな演出となっている模様。
そちらも拝見したいな。
本日もまた、しつこいですが、ださいサブタイトル、原題にはないざます。