両極端か???
『Dragon: The Bruce Lee Story(ドラゴン/~ブルース・リー物語~)』
(1993)
ロブ・コーエン監督作品、アメリカ、120分
ジェイソン・スコット・リー様、ローレン・ホリー様、ロバート・ワグナー様、
マイケル・ラーニッド様、リック・ヤング様、リン・ケイ・トング様他
ブルース・リー様未亡人リンダ様、『燃えよドラゴン』監督、ロバート・クローズ様、
お二人がそれぞれ著された、ブルース・リー様の伝記を元に、制作。
・・・された映画だそうです。
ということで、奥様とのなれそめとかは、「そうだったの~」だったり、
かなり重症な古傷をお持ちだった事など、納得するお話でした。
ラストは・・・まあねえ、浮気中の女優さんの家で倒れたとか、
ご愛息、ブランドン様の、悲劇的な最期を避けて描いたら、ああなるのかな???
そういう作り手側のリー様の神格化?で、全編に創り事感満載?だったかも・・・
見た目、全く似てらっしゃらないけど、頑張られた、
ジェイソン・スコット・リー様に拍手。
と、お父さん役のお方、あちこちでお会いする度に、
全然女顔じゃないのに、女性っぽく感じるの。おすぎ様みたい???
☆
『Efter brylluppet(アフター・ウェディング)』(2006)
スサンネ・ビア監督作品、デンマーク、119分
マッツ・ミケルセン様、シセ・バベット・クヌッセン様、スティーネ・フィッシャー・クリステンセン様、
ロルフ・ラスゴード様、モナ・マルム様、クリスチャン・タフドルップ様他
主人公ヤコブは、インドで孤児院を運営しているが、資金難は厳しい状況。
そんな中、資金提供の話が舞い降りるが、ヤコブがデンマークへ直接面会に行くことが条件。
現地を動きたくないヤコブだったが、渋々コペンハーゲンへ足を運ぶ。
企業の最高経営責任者ヨルゲンは、いくつかの候補があり、まだ決定していないと言う。
話が違うと息巻くヤコブは、ヨルゲンの娘の結婚式に招待されるが、
ヨルゲンの妻は、かつて別れた恋人だった。ヨルゲンの娘は自分の娘と知るヤコブ。
そして・・・
深く余韻が残る、というところまでは惜しいかな行かなかったけれど、
オープニングから、映画の世界に引き込まれる魅力がある作品。
家族円満なのに、何故、ヨルゲンは今更、ヤコブを呼びつけたりしたのか?
ヨルゲン、いい人過ぎ。器が大き過ぎます~。涙もの。
突然「実の父」が居て、この人です、となった娘アンが、
新婚にも拘らず、日々、実の父のことに没頭していることに腹を立てた夫。
だって、一大事というか青天の霹靂なんだから、仕方ないじゃん。
或る日帰宅したアンは、浮気真っ最中の夫を見ることに。
簡単にどえらい逆玉にのって、恋人も捨てた最低夫、どうなるのかな?
すべてのことが、流れの中でなるようになっていくお話ですが、
浮気夫は、あまりに新婚早々の浮気。しかも自宅で。
乗り越えなくてもいい気がしちゃった。