ドラマW「シリウスの道」(2008)♬も~っと勝手にあ~い~し~たり~♬ | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

10年前という微妙な懐かしさ

 

藤原伊織原作石橋冠監督作品・WOWOW・197分

 

 

内野聖陽様、寺島進様、大塚寧々様、栗山千明様、白竜様

黄川田将也様、真矢みき様、田中健様、夏八木勲様他

 
 

松本清張先生原作ドラマを二本拝見し、「違うなあ」と思った後、

当作を拝見し、「あらら、このドラマの方が、あの空気がある」と思ったら、

監督、撮ってらっしゃるわあ。「張込み」(2002)、「点と線」(2007)、

「黒い福音〜国際線スチュワーデス殺人事件〜」(2014)。

どれもビートたけし様を主演に迎えてのドラマ化。

 

昨日の「なぜ君は絶望と闘えたのか」もだし、N*K様の「新宿鮫」も。

 

 

 

全く繋がりそうな内容でもないのに、妙にキャメラワークが、

松本清張節を醸し出していたのは、実際に撮ってもいらっしゃるし、

1936年生まれという、昭和を肌で知ってらっしゃる世代故も?

 

 

小津安二郎監督角度の、夜の飲み屋街看板が映る映る。

マスター、白竜様だし。デ、デラックス?

部長、アフターは色っぽいです。

 
 

 

 

関西幼少時を送った、女の子一人に、男の子二人小学生仲良し。

守るべき女の子が義父から虐待を受けていることを知り、

男の子二人は、酔って帰宅するのを待ち伏せ

階段に丸太を置いて、転落死させる。

 

 

その階段は、彼女が教えてくれた星座「シリウス」にちなんで、

「シリウスの道」と名付けた場所だった・・・

歳月は流れ「大手」電機メーカーの次期社長と噂される常務

「大手」広告代理店の副部長(部長は女性)、

 

 

「大手」電機メーカーの下請け会社に勤め、再雇用約束されて、

工場を畳んだが、真っ赤な嘘で皆リストラにあったという、

今は、絵心を生かし、ポルノ映画の看板を描いたりして生計を立ててる男。

 

 

この三人の運命が、操られるが如く、東京という大都会で、

再び、絡み合っていく。(何だか「永遠の仔」みたいな感じも・・・?)

 

 

奥様、裏で高級娼婦やってたりするし。夜だけど「昼顔」

 

 

これが大塚寧々様だから色っぽいこと。しかし、「え?」という程、出番少

 

 

広告代理店の、電機メーカーへのプロジェクト(X?)スタッフに選ばれた、

元少年①は、妻と彼との過去を知っている常務に、個人的に呼び出され、

常務に送られて来た、妻を淫乱だと中傷する手紙の主ではないかと聞かれる。

違う、ということは少年②が書いたもの?彼を探せ

かくして、少年②を、偶然見かけた一枚の絵から探し出すミステリーと、

大手広告代理店内の、お客様の奪い合い合戦、部長の熱い眼差し、プレゼンと、

 
 

 

 

大手電機メーカーの、汚い手段でのリストラ事件が、

くんずほぐれつに!!!感動作???

 

 

 

殴り合い明けの副部長に、部長曰く、

「シャツくらいは着替えて営業に行ってね?

血だらけシャツの営業マンはいないわよ💛」

 

 

広告代理店を辞めた、熱血副部長は、

海辺で日焼けして、何の仕事をしているのか。

「ショーシャンクの空に」か???

関西に帰ったのかと思ったら、因縁の絵を燃やしている所に、

赤い車を運転し、部長が現れるし、湘南あたりか???

ポルシェにして欲しいなあ。阿木燿子×宇崎竜童様×山口百恵菩薩☆

 

 

プレゼンに向け、チーム一丸となって内容を練り上げるあたりでは、

安全地帯「ワインレッドの心」が流れるし。

 

 

寺島進様の御髪は、まだ真っ黒で、1968年生まれ二人と、

同級生を見事演じてらっしゃる、1963年生まれ。

「小さな恋のメロディ」みたい☆

全体的に、今現在への過渡期?

役者さん方も、世代交錯しているような。 ↓ 定まってる人発見?

 

 

栗山千明様も既にご登場ですもの。

 

 

あ、あらっ?「松本清張先生の空気感」とか何とか云いつつ、

このあらすじ説明は何???いや、時代的にも自分が一番頑張ったというか、

燃え尽きた、懐かしい?あの頃で、社会情勢も懐かしい?し。

ドラマWありがちな、熱すぎる男性主人公にも慣れて来ましたわ。

 

 

今月もあと少し。来月は、また「テレビドラマさんさようなら~」だけど。

とにかく、副部長には、永遠の部長が離れずついて来てくれるみたいで、

めでたしめでたし。(この役職まで、友人宅とそっくりだ・・・)