「Grey Gardens」(2009)念願の拝見叶う | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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なりきりってらっしゃる

 

マイケル・サシー監督作品。(アメリカ)104分・テレビ映画

「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」

 

 

ジェシカ・ラング様、ドリュー・バリモア様、ケン・ハワード様、ダニエル・ボールドウィン様、

ジーン・トリプルホーン様、ルイス・フェレイラ様、アリー・グロス様他

 

 

ジェシカ・ラング様&ドリュー・バリモア様が、ジャックリーン・ケネディ様の、

「有名な」親戚母娘を演じられた当作。

 

 

 

制作当時から拝見したかったのですが、WOWWOWで放映があったきりで、

ずっと拝見出来なかった・・・ら、Amazonビデオにご登場!やったあ。

 

 

 

↓ この写真、これで、「観たい!」と思ったの。

 

 

ハンプトン、高級住宅地でありながら、他人の家とは思えないゴミ屋敷

猫屋敷(アライグマも)となった、グレイ・ガーデンズという屋敷。

 

 

ご近所苦情(そりゃ、出ますね)で、警察介入するほどの荒れ果てようの家に、

いかず後家の娘と、老いた母が住んでいる。

そこにメイスルズ兄弟(ドキュメンタリー映画監督兄弟)が、

二人を撮らせて欲しいと現れる。

その制作過程と、過去の追想が並行して描かれる当作。

 

 

美しい娘リトル・イディ・ビールは、娘の結婚を望む両親の希望よりも、

女優・ダンサー志望の気持ちが強い。

上流社会のお金持ちの生活、母ちゃんビッグ・イディ・ビールは、

結婚しないでどうするの、どうやって生活するつもり?

好きにさせてくれる人結婚すればいいのよ☆とアドバイス。

 

 

 

 

一旦はニューヨークに出て、を追おうとした娘。

 

 

 

不倫を始め、グレイ・ガーデンズに連れ戻される。

 
 

 

しかし、「好きにさせてくれる」相手と結婚し、好きにし過ぎた母の結婚破綻

 
 

 

やがて、経済状態破綻。同居していた母の愛人も遂に屋敷を後に。

 

 

 

 

どんどん荒れ果てていく屋敷に、老いていく母娘

 

 

訴えられて、アライグマやにゃんずを没収されるものの、

さすがに、未亡人ジャッキー様登場。妹のリーと共に、清掃・リフォーム出資

 

 

 

この、ジャッキー様来訪場面で、いかず後家のリトル・イーディが、

私が大統領夫人になっていたかもしれないのよ!」とかみつく場面、切ない

 

 

 

その後の母娘の資産がどうなっていたかは解らないけれど、

元々、家のことは家政婦さんがしてくれるお育ちだし?当然ゴミ屋敷リターンズ

そこで、お互いを責めて喧嘩をしたり、いたわり合ったりして暮らす二人。

 

 

 

ドキュメンタリー映画は、そのままの二人を捉えて完成。

 
 
 
 

 

 

プレミアには、リトル・イーディも出席する。

その翌年他界。家の保存を条件に売却した娘は、

ナイトクラブへの出演を果たしもして、母との想い出の歌を歌う。

 

 

で、エンドロールの最後に、ドリュー様のナレーションで、

「撮影中に虐待された動物はいません」と入って終わり。和みました。

 

 

(ここまでが作品からの写真、ここからはご本人写真)

 

 

 

 

ドキュメンタリー映画は、当時賛否両論だったようですが、

社会のはみ出し者でありながら、それを通した、個性的華やかさがある母娘

 

 

この作品が、ゲイカルト的名作として愛され、リトル・イーディゲイアイコンに。

 

 

 

その生涯自体が、彼女が目指したものを達成させる結果に?

 

 

 

 

当作品のジェシカ・ラング様&ドリュー・バリモア様、

実在母娘のお写真と、よく確認しないと間違えるほどのなりきりです。

 

 

 

ジェシカ・ラング様、老いた場面、あのお方とわかって拝見してても、

ダブルキャスト?と思うくらいでした。お声でかろうじて解る。

それにしても、オリジナルのドキュメンタリー、カルト作となるの、解る。

こうして写真を拝見しても、すごい引力です。

 
 
 
 
 

 

 

にしても、女優(と、特殊メイク)って凄い

そして、グレイ・ガーデンズ、現在、23億相当だそうです。