「하녀(ハウスメイド)」(2010)にびっくりしたあ~。 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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え?えええええ?

 

イム・サンス監督作品。(韓国)107分

チョン・ドヨン様、イ・ジョンジェ様、ソウ様、ユン・ヨジョン様、アン・ソヒョン様

 

 

監督のイム・サンス曰く「現代韓国の階級問題を正面から描きたかった」。byWikipediaさま

 

 

「お嬢さん」の影響と、主人公のメイドさん姿から、

みどりは、サスペンスと信じて拝見し、見続けてもずっとそう思い・・・

 

 

だって、メイドさん、含んだものがありそうに見える?表情なんだもの。

 

 

まさか、あんなに純*可*とは???

 

 

そして、ラストびっくり。いや、韓国映画らしい激しさでしたが。

で、ラストまで拝見しても、監督のメッセージがそこにあるとは気づかなかった。

うん、実はとても素直映画だったんですね。

親友と二人で貧乏生活してたウニが、何故急に、大金持ちのメイドに就職できるのか?

ちょっと不思議。そういう説明場面が記憶に残ってないのかな?

 

 

お屋敷、ベテランの家政婦さんが、がっつり取り仕切ってる。

奥様は、双子妊娠中長女は、優しいウニにすぐに懐く

 

 

ご主人は「御曹司」と呼ばれ、ボディガードが付いてる程だけど、

お金持ちという以外は、何をしているか不明

家にいる時は、絶えず、赤ワインを嗜んでいらっしゃるか、ピアノ演奏してるか、してるか。

 

 

 

 

メイドはこれ以外、着てはいけない、という制服が決められているんですけど、

そのスカート丈は、まずいでしょう?のコスプレ状態

御曹司、ワインのテイスティングしながら、妻に「君が気に入ったらもう一本買おう」

何て言いつつ、バスルームの掃除してるウニをエロエロ目線で見てる。

 
 

 

危険な構図ですが、何より、大げさなテイスティング場面が笑えてしまう。

 

 

H場面でも、ワインのボトルをずっと持ってたりするんですよねえ。

どこでもワイン。

 

 

 

ベテラン女中さんは、子供がいて、試験に受かり判事に。

そういうことがあったり、口止めしたいことがあったりすると、

大金の小切手が、手渡される。「何でもこれで解決できると思ってるのよ」

子供の影はあるのに、旦那さんの影はない。父親は?もしかして御曹司の父?

とか思うんだけど、そこらへん、明らかにならない。

 

 

 

そうこうするうちに、ウニは妊娠強制的に堕胎させられる。

「あんなによくしてやったのに」とは奥様の言。

確かに、公平に見ると、使用人としては、ウニは気に入られて使われてた。

 

 

 

当然のように、手を出して妊娠させる御曹司がいかんちゃあ。

「イルマーレ」青年も、年月を経ると、こうなるかあ。

奥様は無事、双子出産。

 

 

お屋敷に乗り込んでくウニ。さあ、何か重要な秘密でも暴露されるか?

と思いきや、壮絶な行動に・・・さすがに「おばさん」辞めるって言うし・・・

(でも、続編「蜜の味」、ご出演らしい。そおうね、あの方が出てないと絞まらないわ)

 

 

ラスト、家族が庭で娘の誕生日を祝ってる。益々賢げになった長女。

モンロー様を真似たような、ママの♬ハピバスディ♬の歌唱

 

 

パパからは、高い絵画がプレゼントされ、双子には制服の乳母が一人づつ。

 

 

そうね、こういう世界に対する感覚、鈍っちゃってるかもね。

確かに「階級問題を正面から描きたかった」と言われたらそうかも。

でもね~、やっぱ、エロサスペンス???