え?えええええ?
イム・サンス監督作品。(韓国)107分
チョン・ドヨン様、イ・ジョンジェ様、ソウ様、ユン・
監督のイム・サンス曰く「現代韓国の階級問題を正面から描きたかった」。byWikipediaさま
「お嬢さん」の影響と、主人公のメイドさん姿から、
みどりは、サスペンスと信じて拝見し、見続けてもずっとそう思い・・・
だって、メイドさん、含んだものがありそうに見える?表情なんだもの。
まさか、あんなに純*可*とは???
そして、ラストでびっくり。いや、韓国映画らしい激しさでしたが。
で、ラストまで拝見しても、監督のメッセージがそこにあるとは気づかなかった。
うん、実はとても素直な映画だったんですね。
親友と二人で貧乏生活してたウニが、何故急に、大金持ちのメイドに就職できるのか?
ちょっと不思議。そういう説明場面が記憶に残ってないのかな?
お屋敷、ベテランの家政婦さんが、がっつり取り仕切ってる。
奥様は、双子を妊娠中。長女は、優しいウニにすぐに懐く。
ご主人は「御曹司」と呼ばれ、ボディガードが付いてる程だけど、
お金持ちという以外は、何をしているか不明。
家にいる時は、絶えず、赤ワインを嗜んでいらっしゃるか、ピアノ演奏してるか、Hしてるか。
メイドはこれ以外、着てはいけない、という制服が決められているんですけど、
そのスカート丈は、まずいでしょう?のコスプレ状態。
御曹司、ワインのテイスティングしながら、妻に「君が気に入ったらもう一本買おう」、
何て言いつつ、バスルームの掃除してるウニをエロエロ目線で見てる。
危険な構図ですが、何より、大げさなテイスティング場面が笑えてしまう。
H場面でも、ワインのボトルをずっと持ってたりするんですよねえ。
どこでもワイン。
ベテラン女中さんは、子供がいて、試験に受かり判事に。
そういうことがあったり、口止めしたいことがあったりすると、
大金の小切手が、手渡される。「何でもこれで解決できると思ってるのよ」
子供の影はあるのに、旦那さんの影はない。父親は?もしかして御曹司の父?
とか思うんだけど、そこらへん、明らかにならない。
そうこうするうちに、ウニは妊娠。強制的に堕胎させられる。
「あんなによくしてやったのに」とは奥様の言。
確かに、公平に見ると、使用人としては、ウニは気に入られて使われてた。
当然のように、手を出して妊娠させる御曹司がいかんちゃあ。
「イルマーレ」の青年も、年月を経ると、こうなるかあ。
奥様は無事、双子出産。
お屋敷に乗り込んでくウニ。さあ、何か重要な秘密でも暴露されるか?
と思いきや、壮絶な行動に・・・さすがに「おばさん」も辞めるって言うし・・・
(でも、続編「蜜の味」、ご出演らしい。そおうね、あの方が出てないと絞まらないわ)
ラスト、家族が庭で娘の誕生日を祝ってる。益々賢げになった長女。
モンロー様を真似たような、ママの♬ハピバスディ♬の歌唱。
パパからは、高い絵画がプレゼントされ、双子には制服の乳母が一人づつ。
そうね、こういう世界に対する感覚、鈍っちゃってるかもね。
確かに「階級問題を正面から描きたかった」と言われたらそうかも。
でもね~、やっぱ、エロサスペンス???