おフランス、ジャンヌ・モロー様のド迫力
根っからいい人って性格が顔に出ちゃってるジェラール・フィリップ様が、
それをかなり隠しこんで、ヴァルモン役でジャンヌモロー様と組んだ一作。
お亡くなりになられた年の公開作品です。
音楽にセロニアス・モンク様が絡んだ、この頃のおフランス~を感じさせる作品。
監督ロジェ・バディム。あの出産するドヌーヴ様を捨てて、ジェーン・フォンダ様に、
するっと乗り換えた鬼畜監督。ヴァルモン以下?
舞台が現代化し、メルトゥイユ夫人とヴァルモンを上流社会の夫婦としたところ以外、
こちらも、ほぼ、原作に忠実。この変更が生きてます。
背中で手紙を書くって必須項目はちゃんと実行?
+1枚に、ラストに至るあたりのモロー様演じる「ジュリエット・ヴァルモン」を。