2013年7月23日記事
ラクロ原作の『危険な関係』はめっちゃ追っていて、
中にはドヌーヴ様版もありますね。
↑ いつもここらへんで挫折しちゃうんです。キンスキー様好きですが適役と思えず・・・
でも、事件が思いっきり美化されたMayerlingのこの物語も、
ついつい追ってしまいます。
宝塚の羽根、ますます進化しているんですね・・・
「ここで笑ってあげるところ」とか、色々きまりがあり、
知人グループなど、楽しむというよりのめり込んでて、
真剣そのものなのが・・・ついて行けない世界でした。
明日の夜は
今年、仕事の場所がちょこちょこ変わったら、
やはり、行く先々で必ずのように、言われる言われる。
「宝塚みたいですね」
友人に、真の宝塚ファンが居るけど、
そういう人は言わない。かえって否定する。
単に、背が高くて髪が短いというせいで言われるので、
華やかだとか美形だとかいうせいではない為。
もう、20年以上、それを言われ続けているせいで、
本人、どうも、宝塚歌劇に興味が持てない。
似てないのに近親憎悪か?
しかし、まだ、言われてなかった昔(髪が長かった)、
鳳蘭様の「風と共に去りぬ」を拝見して以来、*十年ぶり、
明日、友人のお誘い(券が余った・・・)で、地方公演の『うたかたの恋』に参ります。
別の友人が言うには、『うたかたの恋』だけでなく、
ショーも華やかで、宝塚の粋を集めた舞台が見れるから!
とのこと。明日の今頃は、この、羽根の余韻に浸っている?
ここから6枚、追加写真。先ほど帰宅してのレポート?
レビュー、「ヅカだ~!」でした。
まるでフィギュアスケートのように、舞われますが、
全員が女性なんだと思うとすごい。男性でもすごいと思う事、
やってのけちゃってる。「宝塚」が「全員女性」というのって、
厳島神社が海の中?に建てられてるとか、
能、歌舞伎が男性だけというのと同じように、当たり前で見てる。
しかし、ミラクルな世界なんだわ~と実感。
この感覚、何の知識もなく初めて拝見したらカルチャーショック?
・・・って、上記の3例とは別に、リアルに何かと似ている?
と思って、思い当たったのが、お相撲でした。
体型は間逆ですけど。文化的に。
「今から始まる舞台、全員女性ですから」と直前に言われて観たら、
「嘘でしょ~!!!身体的に無理でしょ~!!!」と思う気がする。
羽根の後ろのファーが気になって仕方なかったみどりです。
ふわふわして、九尾の狐のお尻尾の様?ふぁっさふぁっさ。
ちなみに、「え~っと、私が観に行くの、何組だったっけ?」は、
宙組でした。広島公演は8年ぶりとのこと。
地方公演って、階段、5段で統一なんですね。学習。
今回、誘ってもらって、「じゃあ行こうか」となったのは、
舞台が『Mayerling・うたかたの戀』だった為。
このお話し、お話しと現実とは、色々と違いが・・・のようですが、
図らずも、「夜なき夜」でご登場お願いした、お二人が、
映画化作品に主演されておられる。
『さよならをもう一度』や『将軍たちの夜』等も撮られた、
Anatole Litvak(アナトール・リトヴァク)監督の、
1936年作品では、ダニエル・ダリュー様が、
男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ様役。
ヴィッツェラ嬢を「二度と帰らぬ旅」、心中の伴とした、
オーストリア=ハンガリー帝国のルドルフ皇太子役に、
皇太子とはまるで違って、超愛妻家で、奥様のあとを追われて、
自殺された、シャルル・ボワイエ様。こっちの方が純粋にロマンティック。
1968年、Terence Young(テレンス・ヤング)監督作品では、
ヴィッツェラ嬢役に、カトリーヌ・ドヌーヴ様。
ルドルフ皇太子役にオマー・シャリフ様。
誰がドヌーヴ様を心中になど誘えようものか???
そもそも高級娼婦に断られてのヴッツェラ嬢へのお誘いだしね、本当は。
エリザベート皇太后を、エヴァ・ガードナー様が演じられてました。
全く存じ上げなかったのですが、アナトール・リトヴァク監督、
1957年に、当時ご夫婦だった、オードリー・ヘップバーン様と、
メル・ファーラー様で、再度、テレビ映画化されてらっしゃった。
まあ、贅沢なテレビ映画だこと。
撮影現場の写真もありました。
ロイヤルバレエの演目としても有名なようですね。
明日、「オペラグラス持っておいでよ」と友人に言われた。
しかし、昔、バレエを観に行っていた頃以来、
そういえば使ってない?とっても旧式のしか持ってないし。涙。
1889年1月30日のルドルフ皇太子の情死事件の舞台、
マイヤーリングの狩猟館。
皇太子。1858年8月21日~1889年1月30日、享年30歳。
Marie Alexandrine Freiin von Vetsera
(マリー・アレクサンドリーネ・フォン・ヴェッツェラ)男爵令嬢。
1871年3月19日~1889年1月30日、享年18歳、
現代とは同じには考えられないものの、まだ小娘少女っちゃあ少女。
ダイアナ妃のように、王子様とのロマンスに、
幻を描いてしまっても、不思議ないお年頃。
1月28日にも、深夜に及ぶまで彼女の素を訪れ、
皇太子の心中のお相手の、本命?だったとも言われる、
Mizzi Kaspar(ミッツィ・カスパル)様。高級娼婦。
どちらのお方にしても、ふくよかで女性的な体型。
ルドルフ皇太子、縁薄かった美しき母、シシー様とは、
正反対のタイプがお好みだったのか?
映画の原作、クロード・アネ著『うたかたの恋』、
昔買った気が・・・探してみようかな。
さて、予習して、テンションが上がって参りました。
明日は宝塚番、『うたかたの恋』だあ~!
↑ めっちゃ疲れた。
ふるさと納税宝塚『うたかたの恋』
ドヌーヴ様版は、DVDにはなっていないようですね。
日本人、オードリー、好きだなあ。