Driving Miss Daisy
説明の必要なんかないよね?な名作。
1989年、ブルース・ベレスフォード監督監督作品
「ドライビング Miss デイジー」
アルフレッド・ウーリー作、原作戯曲を映画化に当たり、
ウィリー様自らが脚本をご担当。
頑固?ばあちゃんが出て来る映画、この頃の作品だと、
本作と「八月の鯨」が東西横綱?
「欲望という名の電車」等の舞台で活躍して来られた、
Jessica Tandy(ジェシカ・タンディ)様が、
「ガープの世界」(1982年)、「コクーン」(1985年)等に続き、
ミス・デイジーの息子(ダン・エイクロイド様)が母の為に雇う運転手、
ホーク・コバーン役にモーガン・フリーマン様。
公民権法という「形」にはたどり着いても、人種差別の壁は、
今に至っても強い。この作品の舞台は1940年代から1970年代。
劇中、ミス・デイジーが、マーティン・ルーサー・キング牧師の、
説教を聞きに行くシーンも。
厳しい問題が提示されながら、同時に
ジェシカ・タンディ様、かっこよ過ぎます。
美しく老いる見本のような、生涯現役女優、タンディ様。
1991年、ジョン・アヴネット監督作品「フライド・グリーン・トマト」
これも心に残る、素敵な一本。
そして、また、アカデミー助演女優賞候補に。
トマト、緑過ぎて、林檎みたい。
1994年、ロバート・ベントン監督作品「ノーバディーズ・フール」
「コクーン」(は、またいずれ改めて)を始め、ご共演作品も多い、
Hume Cronyn(ヒューム・クローニン)様とは、1942年~1994年と、
「なが~く愛して」な、ご夫婦。
クローニン様が、1911年7月18日~2003年6月15日で、
ジェシカ様が、ふたつ、年上女房。毎度安心?感心?するのは、
83歳で、長年連れ添われた奥様を亡くされたクローニン様が、
85歳で、児童文学の作家の女性と、御再婚されてらっしゃること。
エネルギッシュ!
やるなあ、クローニン翁。
あちらはごめんだろうけど、私でも、85歳のクローニン翁に、
今、プロポーズされたら「Yes、Yes、Yes!」って言っちゃうかも。
1947年、テネシー・ウィリアムズ脚本作品「欲望という名の電車」
初演、ジェシカ様のブランチ・デュボア役。
スタンリー役は、映画と同じくマーロン・ブランド様。
この頃は、台詞、覚えてらしたのかしら?
トニー賞受賞。トニー賞は、生涯3回御受賞。
3回目の?トニー賞ご受賞時のスナップ。
マイギ-・スミス様や、まだ若くて丸くないマシュー・ブロデリック様と。
お若い時からお美しい。そして、ずっとお美しかった女性。
で、金髪美人って言うと必須ではあるが、なんでこの方が?
アルフレッド・ヒッチコック監督?・・・と思ったら、ご出演されてた。
1963年、ダフネ・デュ・モーリア原作「鳥」
ティッピ・ヘドレン様演じるメラニーが訪れる先のお家の、
素晴らしい存在感の女優、ジェシカ様。
ご長寿で、生涯現役でらした方の存在に、癒される今日です。