先日の配信で話した内容。
「泣きながら曲を書いた」というツイートをしたらお友達から心配されてしまったのですが、結構泣きながら書くことは多い…。そのほうが感情が入った曲ができるんだよー。
Irumaは元々シンガーソングライター。
曲は全部作ってるよ。
今回は現在販売されている楽曲からIrumaが泣きながら書いた曲をチェック!
SECRET GARDEN(2009)
Track4. Touch your heart -side-
「この両目が今、光を失っても私ならきっとその心に触れられる」
まだキレイな頃に書いた、思い入れのある曲です!私にしては珍しくコード進行が単純なのですがそれに乗るメロディラインがすごい。Bjorkに影響されてます。
Letter(2013)
Track1. 塔からの手紙-Letter-
「特別だ、と信じていた。間違ってはいないんだ、と。この両手に余るもの抱えて歩いた。」
音楽を辞めたほうが良いかも、と思っていた時に書いた曲です。この頃、めちゃくちゃ貧乏で家が無かったので本当に辛かった。
信じられるものも支えも音楽だけだった。ライブで歌ってても泣きそうになっちゃう。
Reincarnation(2014)
Track9. Fall Away -マッチ売りの少女-
「もう…疲れたの」
このCDは2009〜2013あたりの同人音楽楽曲のリアレンジ。マッチ売りの少女は劣等感に苛まれる自分をモデルに書きました。どんどん拍子が変わるのでそこまでキャッチーじゃないけど自分の中では一番。救いを求めるようなコード進行と全然救われない歌詞。そしてキメキメのリフが大好き。
Cinema Fantasia(2016)
Track7. Stage
「そのステージの光の中に、僕が混ざることなどできない」
自分から離れていく人のステージを客席から見て、その情景を曲にしました。書いたのはずっと昔。人気曲なのでライブでやることも多いです。
先日の配信中、私のソロ時代にNemuchevがStageを客席で聴いていたという衝撃の事実が飛び出すくらい古い曲。凄すぎない?その後ステージの上に立ったのかい君は…。それで一曲書けそうなくらいドラマチック。
Track8. Adieu-幸福の王子様-
「その唇にそっと触れたならお別れにしましょう」
号泣しながら書きました。この頃、かなり大切な人達を失って日々辛かった。自分が最善を尽くしてもどうにもできない事があると思い知った。
ちょうど歌詞つき動画あるので見てくださいな。イントロがサビの裏で鳴ってるのエモい。サビの駆け上がるボーカルラインもエモエモ。
Track.9 Cinema Fantasia
「薔薇のお庭へ連れてって」
泣きながら書いたし歌いながら泣いてしまう度No1に輝く曲。これはすごい!黒鍵たくさん。前にも進めず戻ることもできない自分は、まるで古い映画館にいつまでも捕らわれている亡霊のようだと思って曲にしました。
クラシカルな雰囲気がとても良い。
Enchanted(2017)
コンセプトありきで作ったので冷静で泣かなかった。
Track3. Alice in Snobby Land は複雑すぎてNemuchevが別の意味で泣いてしまう(笑)なんでこのタイトルかというと、ある人に高飛車だと言われたので。ではお望み通りに…と上から目線の歌詞になりました。結構良いでしょう?
Gateau Chocolat Catharsis(2018)
Track2. お菓子の家
「もういいよ、良いから。君をすべて許すから僕を置いていって」
童話"ヘンゼルとグレーテル"のヘンゼルを主人公に書きました。わがままグレーテルに振り回されて疲れてしまったヘンゼルです。荒れ放題の部屋でめちゃくちゃ泣きながら作りました。お人好しなヘンゼルだから、それでもグレーテルを愛してた。駄目だなぁ。
Track5. CLOVER
「ごめんね」
東京に出てきたばかりの頃、夜中に泣きながら作りました。珍しい王道バラード。この頃はまだ希望を持っている…。
以上8曲がIruma泣き曲でございまする。
第一位はCinema Fantasia!
Cinema FantasiaはiTunesの配信もしているので曲単位でもDLしてもらえると嬉しいです!!!
次回演奏会
2019年6月29日(土)
Open 17:00 Start 17:30
会場:上野音横丁( 〒110-0015 東京都台東区東上野3-16-3 東宝ビルB1F)
Ticket
前売り3000+1D 当日3500+1D
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