☆2015年冬 来たぞ!ボリビア⑰ ウユニ塩湖 白いっ…?! | 旅するオランウータン Coco の漂流記

旅するオランウータン Coco の漂流記

国内外の旅行だったり、まさやんのことや関ジャニ∞のことだったり、ちょこっとの出来事だったり…を、のらりくらりと書いてみようかと。

ウユニ塩湖へはいります。どこかでチェックが入るとか、入場料があるとかではなく。
完全なフリーです。
どこからでも、だれでも入れるようです。

一面の塩です。


しばらくは普通の眼鏡で我慢しておりましたが、下からの反射がきついです。サングラスをゴソゴソと出すシイナ。
白いですね~。
ところどころ、このような山があります。


ちょっと、湿ってる!
雨が降ったのかな?


カラカラの塩。粒が大きい。


シイナ登場。Cocoと一緒に


ガイドのKさんに「気持ちいいから、靴を脱いだらいいよ~」と言ってもらったので、
チャレンジ~♪
つめたーい!!
日が照ってるので、気温としては上がっているかもしれませんが、やっぱり標高が高いことを痛感。
でも、しばらくすると慣れて、ひやっとしていた水が気持ちよくなりました。

周りをきょろきょろ見ると、裸足になっているのはガイドKさんとツアーKさんと子どもだけ。
湿った水のあるところはいいんだけど、乾いたぼこぼこの所を歩くのはかなり
痛い!
これはいわゆるツボ押し!
・・・内臓のどこが悪いんだろう・・・
ツアーKさんと、「歩きづらいですね・・・」と確認しながら、靴を履いている人たちがトリック写真を撮っている場所まで、がんばって歩きました(笑)
ちなみに、子どもたちでも痛そうだったから。
大人で、内臓を酷使しているから痛かったわけではなさそうです!(とりあえず、言い訳(笑))


では、Cocoさんたちで、撮ってみよう。
…ん!?

お気づきでしょう。
メレンゲの上を焦がしたように、茶色いのです。


茶色を見えないように撮ってみる。


一面、茶色いのです。
・・・白くない・・・の?

自然界にできるものは六角形なんだって。
蜂の巣状に塩の表面を覆う六角形。
その表面に焦げ付きのように茶色いものが覆っている。


ここ数年、観光客が押し寄せて、それに対応できていないボリビアやウユニの人々。
マイクロバスが入るのは禁止になったようだけど、4WDの車はバンバン入ってくる。
その車のタイヤは土をたくさんつけてるし、私たちの靴の裏にもたくさんの土がついたまま。
ガイドのKさんは「うーん。ここ何年か茶色くなってるっていうねぇ」って返事をして、
「でも、観光客だけのせいではないと思うよ。」と言ってくれたけど。

どう考えても、この茶色は観光客の影響だと思う。
その観光客の8割は韓国と日本なんだって。
真っ白い風景を期待してきたけど、茶色でがっくりだけど。
その大きな理由が私たち観光客だとなると、吐き出したい言葉は吐けないよね。
・・・行き場のない言葉を飲み込んで、お腹がゴロゴロ言ってる。

ひとまず、ボリビア&ウユニ政府は
入場料を取って、入場を規制する・入場条件を作るようにしたらいいと思うんだ。入場条件とは『土をしっかり落とす』とかね。そういえば、ハウステンボスで水陸両用の車に乗った時、上がってきたときに車の足元をしっかり洗うシステムがあった。
あれは車が錆びないように海の塩を落とすものだったけど。それを導入してあげればいいんじゃないかな。
・・・水の確保がむずかしいのかな・・・

そういえば。
この前ガイドKさんから連絡がきた中に「ウユニにバイオトイレを作ろう」っていうチームの話があった。
そうなんだよ!
ウユニにはトイレがない!
(塩のホテルやインカワシにはあるけど。ほぼない!)
なので、一日中、ウユニに居るのに、トイレに行きたくなったら大変。
男の人はいいけど、女の人は大変かなぁ・・・
大きい方の時はどうするんだろう・・・
シイナは今回の旅で偶然にも困ったことはなかったけど。

綺麗な真っ白いウユニを想像してきたんだろうね。
次の日にインカワシで出会ったファミリーのお母さんが、お父さんに
「これって(撮った写真をパソコンで)白く加工できるの?」って言ってました。
シイナも真白くないウユニにショックだったけど。
現実を。
日本の人に現実を知ってもらうのも必要かなって思ってます。

シイナには何ができるだろう?
まずはトイレかな。
バイオトイレの設置への動きに賛同するのはどうしたらいいんだろうな。ガイドKさんに聞いてみようかな。


トリック写真を撮ろうとしたけど、なんのこっちゃわからない写真になった。
シイナ、美的センスってないなぁー(笑)