私の嫌いな探偵
東川篤哉
光文社
1500円+税
2013年3月
ストーリー
謎とトラブルが大好物の私立探偵鵜飼杜夫。
その鵜飼が事務所を構えるビルのオーナー二宮朱美は20代半ばにして家賃収入で優雅な日々を送っている・・・はずが、鵜飼の事務所に持ち込まれるトラブルに巻き込まれる日々。
さて、今日もおかしな依頼が舞いこんできましたよ♪
目次
死に至る全力疾走の謎
探偵が撮ってしまった画
烏賊神家の一族の殺人
使者は溜め息を漏らさない
204号室は燃えているか?
感想
金曜ナイトドラマで玉木宏さんと剛力彩芽さんで現在放映中です

ナイトドラマ枠ってシイナ好きなんですよね

なんでだろう?
いい感じでぬるいのでしょうか?
大人が真面目にふざけてるんですよね

観終わった後に何も残りませんが、無駄にイケメンな玉木宏さんと無駄にかわいい剛力彩芽さんです

これを見た後に33分探偵が観たくなって、ヘビロテをしております。
・・・なぜだ?と、疑問に思ったら同じ脚本家の福田雄一さんでした。なるほろ・・・
福田さんの作風、大好きです

そうそう。
これは本の感想。
東川篤哉さんは「謎解きはディナーの後で」を書かれた方です。
って、今回この本を借りに行って、横に並んでてびっくりしたんですけどね。鈍感なミーハー・・・
ドラマと違わず、文面もふざけています。
推理モノ・・・というよりは、出来事全てがなんじゃそら?と突っ込みたくなる事件ばかりです。
的外れな言動はドラマと違って鵜飼が担当です。
ツッコミは大家さんの役です。
砂川刑事にも鵜飼は邪険にされています。
うーん。
事件のベースはドラマと似ているけど、キャラが変わってる。
変わりすぎ。
だいたい鵜飼はトラブル大好きの探偵ですが、ドラマでは迷いネコや浮気専門の探偵。殺人やら込み入ったトラブルは大嫌い。
大家さんは崖の似合う船越栄一郎さんLOVEのミステリーマニアで、すっとぼけた迷推理をして、おかしな手料理をつくります。(手料理はドラマもおかしいか。)
砂川刑事はなぜか鵜飼を頼ってるし。
これって、結構な変化です。
シイナ的にはその変化は面白くて好きですが、東川さんはどのように思うのかな?って素朴な疑問。
トリックや時効警察、33分探偵や勇者ヨシヒコなどゆる~く大人が真面目にふざけているドラマがお好きな方、「私の嫌いな探偵」結構おもしろいですよあ。ドラマの感想になってる・・・