EMILE PARISIEN QUARTETが、昨年12月にLaborieのスタジオでレコーディングを行いました。通算3作目となる新譜は、同レーベルより今春リリースされる予定です。きゃーっ、めっちゃ楽しみー!!
今やEMILE PARISIEN QUARTETを聴かずしてフレンチジャズの“今”を語ることは不可能なのでは?現代ジャズシーンの先端を行く最高にして最強のカルテットだと私は思ってます。
ジャズ史に残る傑作だと勝手に決めてる第2作目ORIGINAL PIMPANT (Laborie Records LJ 07)のDVDでライヴの模様を鑑賞する度に私がいつも感じるのは、まるで極上のミステリを読んでいるかのようだということ。つまり、無意味な言葉や文章が一切無く、そのひとつひとつに意味があり、ストーリーは完璧でありながらも、そのプロセスは興奮と驚嘆の連続で、最後には感動とともに全てが腑に落ちるというエンディングが待ち受けているんですね。もうなんべん鑑賞したか分からんほどなのでアドリブソロのフレーズもほとんど全部覚えてしまってますが、その鋭く研ぎ澄まされた音楽を聴く度に、何故かいまだに鳥肌が立ってしまう。
いま私が最も注目しているEMILE PARISIEN QUARTETを、誰でもええから日本に呼んでくれへんかしらん。
■ EMILE PARISIEN QUARTET / CHIEN GUEPE (Laborie Records)
EMILE PARISIEN (ss)
JULIEN TOUERY (p)
IVAN GELUGNE (b)
SYLVAIN DARRIFOURCQ (ds, perc)
詳しくは、リニューアルされたホームページで。
http://www.emileparisienquartet.com/