最近気づいたこと | 晴れ時々ジャズ

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日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

ピアノのレッスンを再開してから10箇月が過ぎ、テキストの3冊目に入ったところです。
音域が広くなるにつれて、動体視力の必要性を感じています。重音ってのは意外に難しいもんですな。脱力も難しくて、まだまだ余分な力が入ってて柔軟な手首になってないし、左手薬指はドンクサイままやし、小指ときたら鍵盤を押さえてない時は余分な力が入ってるくせに、ここぞというときに力を出せない。特に左の小指。
これまで技術的なことについてはYちゃん先生から「アーティチョークさんはスタッカートとペダルが上手ですね」と褒めていただきましたが、本当の意味は「おぬしのスタッカートとペダルはまあまあじゃが、あとは全然なっとらんっ」(注:乙女なYちゃん先生は決してこのような言葉づかいをなさいません)ちゅうことで、他に褒めるとこが無いのだと解釈してます(笑)
てな感じで、克服すべき課題も習得すべき技術も山ほどありますが、こうなったからにはやれるところまでやるしかありませんっ!(鼻息)


さて、季節が巡り冬になって気づいたことを二つほど。


冬は何するにも寒く、当然ピアノを弾くのも寒いです。


1) まず、椅子が冷たくて座れません(笑)
2) 手が冷たくて指が動きにくいのも困る。
3) さらに、鍵盤が冷たいと指まで冷えてくるんですね。これについて乙女なYちゃん先生曰く「鍵盤にヒーター入ってたらいいのにと思います。誰か作って欲しい」だそうです(笑)


上記に対しては、


1) 椅子の座面には、三つ折りにした赤ちゃん毛布がちょうど具合がよろしい。ピアノを置いてある部屋は、急激な温度変化を避けるためにデロンギのオイルヒーターを24時間つけっぱなしにして寒くない程度の15度を保つようにしています。
2) 手の冷えは、身体を温めることにつきますな。家の掃除で身体を動かしてから練習に入るとか。ショウガ入りホットドリンクとか。まあ、手が冷えててもお構いなしに弾いてしまいますけど。
3) 鍵盤が室温になるように蓋は開けっぱなし。ヒーター付鍵盤の開発はありえない(笑)


というのが現状です。


寒さとは直接関係ないですが、やはり姿勢は凄く大事ですね!どのような演奏においても上体をしっかりと保つためには、両足をちゃんと床につけておかないといけませんし、時には足を踏ん張ることも必要になってきました。フローリングの床にスリッパですと滑りやすく安定しませんしペダル操作もしにくいです。ヒールと踵のあるルームシューズが欲しくなってきました。


ところで、私の手は小さいです。
身長も手足の長さも足の大きさも普通ですが、何故か手ぇだけ小さい。オクターブ和音は普通に上から弾いてもちゃんと届きませんので、鍵盤の前方から攻める(笑) 曲の最後によくあるチャラララ~ン♪っていうアルペジオ(て呼ぶのかな?縦の波線が付いてるやつ)も、手の小さい私にとっては難しいもののひとつです。
そもそもピアノは西洋人の体格に合わせて作られた西洋の楽器なので、手の小さな日本人(特に女性)にとっては不利ということに最近になってようやく気づいた私。身体的なものはどうしようもありません。だから手の小さい人は、手の大きい人には決して分からない苦労をピアノでたくさんしてるはず。
マイダーリンからは、上達したら僕のためにスコット・ジョプリンのジ・エンタテイナー弾いてくれというリクエスト貰っており楽譜も一応は手元にありますが、私の小さな手でオクターブ奏法という難題をクリア出来るかどうか、じぇんじぇん自信ありません。いや、無理です。(ダーリン、すまぬ)


...てことで、本日のオマケはこうなりました。


アーティチョーク「あの道具にイグノーベル賞を!私もあんなのが欲しいよ~」(本音)
Yちゃん先生「なんじゃと?こんなこと書いてる暇があったら練習せいっ!」(注:乙女なYちゃん先生は決してこのような言葉づかいをなさいません)


*本日のオマケ(大笑い&手の小さいピアノ弾きなら激しく共感 : YouTube / Rachmaninov had big Hands)


http://www.youtube.com/watch?v=ifKKlhYF53w