「カーオーディオ 音質改善大作戦!」 (その1) | 晴れ時々ジャズ

晴れ時々ジャズ

日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

自動車に乗るなら、人の運転で助手席に乗せてもらうよりも、自分が運転して人を乗せてあげるほうが好き。マイカーだとお気に入りの音楽を聴くことが出来ますしね。私が極力避けているのは、運転が下手な人の自動車の助手席に座ることです。絶対に避けたいのは、運転の下手な演歌ファンの自動車の助手席に乗せてもらうことかな(笑)

運転中の音楽は必須です。アーティチョークは携帯音楽プレイヤーを持ってないので、お気に入りのジャズを聴くのは自宅とマイカーぐらいです。あ、それから夫の運転する自動車でお出掛けするときもね。「ねえねえ、これかけていい?」と、けっこう硬派なジャズを流してさりげなく夫を洗脳してます(笑)
嗚呼...そういえばアナログの時代は、カーオーディオで音楽を聴くために、LPをカセットテープに録音し、アルファベットのシールでアルバムタイトルとアーティスト名をインデックスカードの背に貼り付け、曲名は手書きし...といった作業をせっせと繰り返したものです。当時家にあったパイオニア製カセットテープデッキのスイッチが金属製のピアノみたいなキーでね。押すとガッチャンて音がしました(笑) 当然A面の録音が終わればLPとカセットテープの両方をひっくり返してB面を録音しなくちゃいけません。ごくたまにですが、テープが足りなくなったりせずにちゃんと最後まで録音できるかどうかハラハラしたり...といった具合でアナログ時代のカーオーディオ事情はけっこう手間暇のかかるものでしたが、当時はそれが当たり前でしたし、自分の好きなことなのでむしろ楽しんでいたのではないでしょうか。そうやって作ったたくさんのカセットテープは、だいぶ前に全部人にあげてしまったので、今は手元にありませんけれど。

前置きが長くなりましたが、実は昨年末にマイカーを替えました。前のよりちょっと大きくて静粛性も格段に良いですが、アーティチョークは不満です。なぜなら、肝心のカーオーディオの音質が気に入らんっ!特に、軟弱で締りの無いボヨヨーンとした低音が最悪で聴いてて気色悪い。音質そのものが良くないのでイコライザーによる音質調整も意味がありません。環境が変わったので気のせいかとも思いましたが、なんべん聴いても悪い音は悪いままです(当たり前)。前のちっさい自動車のほうがよっぽどいい音で鳴ってました。実際、M合唱団の指揮者をお乗せしたときに「いい音がするね」と褒めていただいたことがあります。
音質の悪さは、おそらくスピーカーが良くないか、スピーカーを取り付けてあるドアに(エンクロージャーとして)問題があるか、その両方が原因ではないでしょうか。メインユニットの純正HDDナビゲーションシステムに関しても、内蔵のハードディスクによるCD録音が可能なのにアーティスト名やアルバムタイトルといったデータは画面操作でいちいち入力しないと表示・登録されないこと、バックガイドモニターなど無意味で余計な機能が多すぎること、と不満は多いです。が、これを交換、あるいはこれにプラスしてオーディオ本体を導入することは、今のところ考えていません。
そこで、カーオーディオの音質改善についてリサーチしてみたのですが、やはり、この世界にもいろいろあるんですね~。知りませんでした。

という訳で、ただいまスピーカー交換を真剣に検討中です。現在のところ、カロッツェリアのカスタムフィットスピーカー(セパレート2ウェイ)と高音質インナーバッフル ハイグレードパッケージに興味津々ですが、これぐらい自分で交換出来るぜ!という自信はありませんので、作業はプロにお任せするつもりです。ほかにもっと良いプランがあるかもしれませんので、近くに信頼できる業者があるかどうかも含めて、今後もリサーチしてみます。

さて、アーティチョークの「カーオーディオ 音質改善大作戦!」、いったいどうなることやら。(たぶん続く)