KASPER VILLAUME(1974年生まれ)とCHRIS MINH DOKY(1969年2月7日コペンハーゲン生まれ)はともにデンマーク人。ALI JACKSON(1976年生まれ)とCHRIS POTTER(1971年1月1日、シカゴ生まれ)の二人はアメリカ人。KASPER VILLAUMEの5作目ということで、前作の117 DITMAS AVENUE(Stunt Records)に続いて買ってみました。
全8曲中、オリジナルは5曲。リーダーのKASPER VILLAUMEがデンマーク人なので「北欧のジャズ」というテーマに入れてますが、本作は「アメリカのジャズ」に入ってても変じゃないぞという気がしないでもありません(;^_^A
1曲目、MONKのGREEN CHIMNEYSは楽しい。ちょっぴりユーモラスで、変カッコイイ雰囲気が良い。MONKの曲は好きやわー。
2曲目、KASPER VILLAUMEのオリジナルCAPTAIN KIRKLANDは、いてこましたろか的ピアノ、大きくフィーチャーされた体育会系吹きまくりテナーが良い。CHRIS POTTERて、かっこいいかと思うと、たまにケッタイな音を出すので「あらま~...。」と思ったのですが、POTTERさんのこれ、はまったらクセになりそうで怖い(;^_^A
4曲目、GERSHWIN作曲のGONEは、KASPER VILLAUMEの躍動感漲るピアノが聴きもの。CHRIS POTTERのソプラノサックスがここでも吹きまくりの大活躍でなかなかの素晴らしさ。エキサイティングです。
本作で一番のお気に入り、6曲目CHRIS MINH DOKYの書いたTHE SNIPER。奇数拍子と偶数拍子が交代するところが私好み。CHRIS MINH DOKYがジェイムズ・ボンドのファンなのでこういうタイトルになったそうで、それも納得のハードボイルドでかっこいい曲。
8曲目のGROOVE STREETも豪快なノリが気持ちいい曲。ALI JACKSONってこんなにキレの良いドラミングをする人だったんですね。
長くなるので、曲についての印象は手抜きしてこのぐらいにしとこかしらん(^▽^;)
この4人の演奏を聴くのは初めてではないのですが、なかでも今回注目してしまったのはCHRIS POTTER。出す音色は私の好みではないものの、この人、かなりキテますな!強力なブロウでよどみなく繰り出されるユニークなフレーズは、どこがどうとはっきり言葉で表現できないのですが、思い切りの良さというか、大胆で怖いもの知らずみたいなところがいいじゃありませんか。アメリカの人だけど、今度リーダー作が出たら買ってみてもいいわん♪
本作はストレートで分かりやすいので理屈抜きに楽しめますし、4人の力量がうまく釣り合って、メリハリの利いたパワー漲る演奏は聴き応え満点です。男前でかっこいい曲が多く、気持ちよいノリで、いつもより少し音量上げて聴くとスカッと爽快です。
御用とお急ぎでない方はKASPER VILLAUMEの↓HPをご覧ください。
http://www.villaume.dk/
■KASPER VILLAUME / HANDS (Stunt Records STUCD 05122)
KASPER VILLAUME (p)
CHRIS POTTER (ts, ss)
CHRIS MINH DOKY (b)
ALI JACKSON (ds, perc)
入手先:キャットフィッシュレコード(通販)
全8曲中、オリジナルは5曲。リーダーのKASPER VILLAUMEがデンマーク人なので「北欧のジャズ」というテーマに入れてますが、本作は「アメリカのジャズ」に入ってても変じゃないぞという気がしないでもありません(;^_^A
1曲目、MONKのGREEN CHIMNEYSは楽しい。ちょっぴりユーモラスで、変カッコイイ雰囲気が良い。MONKの曲は好きやわー。
2曲目、KASPER VILLAUMEのオリジナルCAPTAIN KIRKLANDは、いてこましたろか的ピアノ、大きくフィーチャーされた体育会系吹きまくりテナーが良い。CHRIS POTTERて、かっこいいかと思うと、たまにケッタイな音を出すので「あらま~...。」と思ったのですが、POTTERさんのこれ、はまったらクセになりそうで怖い(;^_^A
4曲目、GERSHWIN作曲のGONEは、KASPER VILLAUMEの躍動感漲るピアノが聴きもの。CHRIS POTTERのソプラノサックスがここでも吹きまくりの大活躍でなかなかの素晴らしさ。エキサイティングです。
本作で一番のお気に入り、6曲目CHRIS MINH DOKYの書いたTHE SNIPER。奇数拍子と偶数拍子が交代するところが私好み。CHRIS MINH DOKYがジェイムズ・ボンドのファンなのでこういうタイトルになったそうで、それも納得のハードボイルドでかっこいい曲。
8曲目のGROOVE STREETも豪快なノリが気持ちいい曲。ALI JACKSONってこんなにキレの良いドラミングをする人だったんですね。
長くなるので、曲についての印象は手抜きしてこのぐらいにしとこかしらん(^▽^;)
この4人の演奏を聴くのは初めてではないのですが、なかでも今回注目してしまったのはCHRIS POTTER。出す音色は私の好みではないものの、この人、かなりキテますな!強力なブロウでよどみなく繰り出されるユニークなフレーズは、どこがどうとはっきり言葉で表現できないのですが、思い切りの良さというか、大胆で怖いもの知らずみたいなところがいいじゃありませんか。アメリカの人だけど、今度リーダー作が出たら買ってみてもいいわん♪
本作はストレートで分かりやすいので理屈抜きに楽しめますし、4人の力量がうまく釣り合って、メリハリの利いたパワー漲る演奏は聴き応え満点です。男前でかっこいい曲が多く、気持ちよいノリで、いつもより少し音量上げて聴くとスカッと爽快です。
御用とお急ぎでない方はKASPER VILLAUMEの↓HPをご覧ください。
http://www.villaume.dk/
■KASPER VILLAUME / HANDS (Stunt Records STUCD 05122)
KASPER VILLAUME (p)
CHRIS POTTER (ts, ss)
CHRIS MINH DOKY (b)
ALI JACKSON (ds, perc)
入手先:キャットフィッシュレコード(通販)