雨上がりの朝、ポーチュラカの葉にとまっているベニシジミです。
朝寝坊していたベニシジミに気づかずにうっかりプランターを動かしてしまったので、驚いて葉の間から飛び出して来ました。そのときに雨のしずくが降りかかってしまったらしく、前足でしきりに頭の水分をぬぐっているしぐさが可愛らしかったです。このあと昼頃にもう一度見かけたときには、せわしなく飛び回ってさかんにポーチユラカの花の蜜を吸っていました。
昆虫を撮影する場合、まだ気温が低く動きが鈍い朝の時間帯を狙うのも良い方法です。日中になり気温が上がると昆虫の種類によっては活動が非常に活発になるので、それだけシャッターチャンスが難しくなるからです。
こうしてマクロ撮影してみると、小さいながらもなかなかに美しい姿をした蝶だということがよく分かります。このベニシジミも家の周りでよく見かけるごく普通の蝶です。