BOWWOW TRIO / LIVE AT WAGGING TAIL'S | 晴れ時々ジャズ

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日々の雑感とともに、フランスを中心に最新の欧州ジャズについて書いています。

BOWWOW TRIO


■BOWWOW TRIO / LIVE AT WAGGING TAIL'S

シュナウザー・斉藤 (p)

ビーグル・横田 (b)

ダルメシアン・大杉 (ds)

入手先:アーティチョークのリスニングルーム

ニューヨークはマンハッタンの“しっぽ振り振り亭”で行われたわんわんトリオのライヴを収録した自主制作盤。

パーソネルは、1オクターブの鍵盤しかないグランドピアノで超絶技巧の限りを尽くし、トンがったフレーズを連発するシュナウザー・斉藤。

弦が1本しかないウッドベースなのに正確なピッチ、変幻自在のベースライン、優美なアルコで聴衆のため息を誘うビーグル・横田。

フロアタム1個だけで華麗なオクトパスドラミングを繰り広げ、キメキメのオカズを入れてはピアノを煽りまくるダルメシアン・大杉。

この日の演奏曲目はスタンダードの「ス・わんダフル」、「マイ・わん・アンド・オンリー・ラヴ」、「わん・フィンガー・スナップ」と3匹持ち寄りのオリジナル曲。“しっぽ振り振り亭”ではいつものことだが、真夜中を過ぎてさらに大盛り上がりとなり白熱のライヴは夜明けまで続いたのであった。

「アホなことばっかりして遊んでる場合やおまへんで、アーティチョークはん!生き物ネタはちょびっとでええさかい、欧州ジャズの新盤紹介のほう、早よたのむでぇ。」

はいはい。次は↓コレです。

■LAURENT COQ TRIO / SPINNIN'

もうちょっと待っててね。