第4章 不倫について夫婦の話し合い⑯~帰る場所~ | それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

仕事・家事・3人の子の育児・実母の介護…どれも手を抜けない日々を私が送っている間、夫はW不倫。相手女性との裁判は終了し、200万円以上の慰謝料を獲得した私の経験を基に記事を書いています。現在は法律事務所に勤務しながら行政書士試験合格を目指し勉強中。

このブログではまず夫に不倫された妻である「私の側から見た景色」を綴っていきます。なるべく個人情報には触れないよう、配慮して書きますので一部において仮名・仮称等を使用しています。そういった意味では、事実に基づいたフィクションであるとご理解ください。

はじめから読む

 

 

帰る場所。

 

 

午後7時から午後8時までの1時間を

Tバスターミナル駐車場で過ごした夫。

 

不倫相手の女と短時間で性行為を

済ませた後は、わざわざ勤務先である

人材派遣会社をぐるりと回って帰宅した。

 

GPSを確認しながら

夫の後を追った私は、家に着くのが

夫よりも少し後になってしまった。

 

夫は何も聞いてこない。

 

どこに行っていたの?

 

何をしていたの?

 

そんな言葉を

私に掛ける必要がないほど、

興味がないということなのだろうか。

 

それとも。

自分自身の不倫にいっぱいいっぱいで、

他のことは気にならないというのか。

 

 

私は一緒に連れまわしてしまった

下の子2人を黙って夫に預け、

そのまますぐに家を飛び出した。

 

 

行くあてなどない。

 

夫と不倫相手の性行為を

目撃したまま、

家にいるのが辛かった…。

 

ひたすら車を走らせたが、

どこへ向かっても、

夫と不倫相手の女の姿がチラついた。

 

無になろう…。

 

何も考えるな…。

 

そう思えば思うほど

涙が溢れた。

 

深夜0時を過ぎ、

夫から私のスマホに連絡がある。

 

 

「もう寝るよ、帰っておいで」

 

 

あぁ…夫は、

私がなぜ家を飛び出したのか

本当にわかっていないのか。

 

あの駐車場に私がいたことに、

本当に気がついていないのか。

 

 

寂しい気持ちと、悲しい気持ちで

私はもう押しつぶされそうだった。

 

 

こんなにも、苦しい想いをしても

結局…

 

私は、夫が横になるベッドの中へと

戻るしかなかった。

 

 

辛い…

 

辛い…

 

苦しいよ…

 

 

私の居場所は、

どこなのだろうか。

 

私のいる意味って、

いったい何?

 

口を開け、いびきをかいて寝る夫の姿が

あまりにものんき過ぎて。

 

私はベットの端に半分体を落としながら

耳を塞ぎ、背を向けて横になった。


眠れるはずなど、ない…。

 

 

(つづく)

 

 

はじめから読む

 

自己紹介

 


えっ?不倫?

…って思ったときに参考になります


 

裏切られても信じたい気持ちもある…

不倫で傷ついた妻へのアドバイスや

メッセージが書かれています。



夫の不倫で苦む妻たちの姿が

リアルに書かれています。



楽天お買い物マラソン開催!

1月9日20:00〜1月16日01:59 

ポイント最大44倍の大チャンス♡


身長152cmの私にも
\ちょうどいいサイズがありました♡/

\大人なチェックに惚れてまうやろ♡/

\暖カワイイ&楽ちん♪/

偏差値70越の長男も
\ずっとやっていました!/



1日10分からできる!節約・副業でお小遣い稼ぎ!ポイ活ならモッピー
紹介コード【 EK8de1a6】の入力と