第2章 不倫発覚と家庭の様子⑥〜子供〜 | それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

それでも私は夫の不倫相手に慰謝料を請求した!

仕事・家事・3人の子の育児・実母の介護…どれも手を抜けない日々を私が送っている間、夫はW不倫。相手女性との裁判は終了し、200万円以上の慰謝料を獲得した私の経験を基に記事を書いています。現在は法律事務所に勤務しながら行政書士試験合格を目指し勉強中。

このブログではまず夫に不倫された妻である「私の側から見た景色」を綴っていきます。なるべく個人情報には触れないよう、配慮して書きますので一部において仮名・仮称等を使用しています。そういった意味では、事実に基づいたフィクションであるとご理解ください。

はじめから読む

 

 

子供。

 

 

それでも、

父親がいないことに対する

子どもたちの不安を、

完全に拭い去ってやることは

私にはできなかった。

 

 

次男(当時小学1年生)は、

朝になると「お腹が痛い」と言って

登校を渋ることが増えた。

 

仕事に行かなければならなかった私は、

簡単に次男を休ませてやることもできず

遅刻をしてでも学校へと送り出すようにしていた。

 

 

長女(当時2歳)は、

やめていた授乳を再びせがむようになった。

 

何分でも、何時間でも

くっついていたがるため

私は身動きが取れない。

 

 

夫は、

家にいるわずかな時間でも

スマホを手にしていた。

 

私が隣にいても

いつまでも続くやり取り。

 

時には何時間も、トイレにこもって

通話していることもあった。

 

充電のため置かれていた夫のスマホにも、

頻繁に「ayano」からLINEが届く。

 

夫は通知を非表示にはしていなかったので、

スマホの小さな画面には、

卑猥な言葉を含む内容も全て表示されていた。

 

それを思春期で難しい年頃の長男

(当時中学2年生)は、見ていたのだ。

 

長男は父親に対して、

軽蔑心をあらわにした。

 

家庭での口数も少なくなり、

父親のことを話題にする時は

「お父さん」ではなく「アイツ」と言うようになった。

 

 

これはもう、

私だけが我慢していればいい問題ではない。

そのことは明らかだった。

 

どうすればいいのか…。

 

どうすることが最善なのか…。

 

私は、考えなければならなかった。

 

 

(つづく)

 

 

/// 夫の不倫が発覚した直後に読みました↓///

 

 

 

 

 

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