素晴らしいコラボ | 囲炉裏端のブログ

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伊豆・松崎町は、観光資源に恵まれているところです。町への思いを具現化するため、互いに情報交換をよくし、住みよい町づくりを目指します。











昨日1時より帰一寺において「お寺でお絵かき」が行われた。私は、午前の「山道作り(村作業)」の疲れをとってから帰一寺へ出かけた。せいぜい数人、本堂には涼しい風が通り抜けていることだろうと思いながら。


それが駐車場は満車、山門前からざわめきが聞こえ、下駄箱には小さな靴がカラフルに並んでいる。本堂は隙間のないほどの盛況である。


私と住職は知り合いの仲である。新聞3社が取材中で、それに加わって耳を傾ける。子供40人、大人20人ほどが参加しているという。


ただ「お絵かき」だけが目的ではない。子供を中心に人と人が交わることは、「生きるパワー」を共有することである。本やテレビ、ネットではもらえない血肉の通った感性である。


仕掛け人は、田中住職と企画力抜群の松本由加里さん、いや住職の奥さんが3人の子持ちであることから連携であろう。それにふるさと協力隊の野口・野中さんらも加わる。なお、協力隊とは前日の「なまこ壁クリーニング」で、住職と行動を共にしている。

内情を暴露するようであるが、陰で私とは繋がりがある。というのは、ただの「お絵かき」としないため、住職から「地元の偉人、風土」を子供に知ってもらおうと事前に話があったのである。


こどもに通じる話、どのようにされたか不明だが、「三聖=三余・佐二平・勉三)」に触れたようである。いくいくは生前の業績からどんなお顔されていたのか、想像画にまで発展したいとも話される。


いまこの町に一番不足なのは「パフォーマンス=発信力」である。人と人が現実に出会うことで本物の「自信」となり、「使命感・熱情」が生まれてくるに違いない。このコラボ、大きく発展する予感がするのである。これも住職の「知名・行動力」があってのことである。