最近、多くの方から「痩せましたね。どこか悪いのでは?」と、声をかけてくださる。私を気遣っていただけること、ありがたいことである。
私の方も下腹がへこみ、ズボンのしまりがなくなったことは自覚している。そこで体重計に乗ってみる。しかし顕著な減量でなく、少しだけである。また食欲も筋力、気力も衰えた気配はなく、日々新鮮な生活が送られている。
5月には、胃がん・肺がんの検診を受けている。悪ければ通知があるはずだが、いまだにそれはない。
確かに鏡の私は、貧相な老人顔になっている。これも致し方ないこと、80歳に手の届く年齢となったのである。
私はこのようなとき、自分に試練をかせる。炎天下で休耕田の草刈を仕掛ける。3時間の労働でも息切れしないのである。
命の完全燃焼は、私の生き方である。まだ誰よりも負けない意欲を持っているつもりである。頭の中をニュートラルにして、次なる挑戦をしたくもある。
今のところ、私の「精悍さ」が顔に表れ、痩せているように思わせているのだと、自己解釈をする。