来年は長八生誕200年 | 囲炉裏端のブログ

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伊豆・松崎町は、観光資源に恵まれているところです。町への思いを具現化するため、互いに情報交換をよくし、住みよい町づくりを目指します。

 来年は「長八生誕200年」です。もう少し「物語」を膨らませてアピールすべきだと私は思っています。19歳の左官職人が江戸へ出て「左官の長八」の名を欲しいままにする様は、「花のある生涯」そのものです。

 大工の左甚五郎、左官の入江長八と称された全国的人物にのし上がったのです。もし江戸(東京)に、今も作品が現存していたら、その名は不滅となっていたでしょう。八百八町:江戸に名をあげたのは、27歳:茅場薬師の拝柱の上り竜・下り竜の漆喰彫刻です。

関賢助氏作成の年表は、
http://iroribe.gooside.com/tyouhati-nenpu.htm にあります。

 成田:新勝寺のご本尊:不動明王を修復したと伝えられます。また鏝絵作品も寄贈しています。

 松崎町には、美術館作品とは別に、春城院、重文岩科学校、浄感寺(記念館)、伊那下神社に作品を遺しています。

 語り継ぐ人がいれば、もっとお客さんが訪れてくれるはずです。研究者や作家が現れないからと嘆くのではなく、住民自らが興味を持って情報収集すれば他に波及していくはずです。

 でも昨日は、バス6台が駐車・見学する盛況ぶりでした。