洞窟の壁画 | 囲炉裏端のブログ

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伊豆・松崎町は、観光資源に恵まれているところです。町への思いを具現化するため、互いに情報交換をよくし、住みよい町づくりを目指します。

 「枯野」と呼ばれる朝廷への献上船を造ったといわれる沢田と、景勝地:堂ヶ島を結ぶ場所にこの壁画があります。


  説明書きには、いくつもの像が描かれていたようですが、はっきりとしているのはこの大日如来像です。人工的に岩山を掘り、そこに描かれた仏像なのです。


 私は、なににつけ美しさに「パワースポット」が宿ることを知りました。堂ヶ島の美しさ、沢田の「帆船発祥の地」といわれる伝説、それを結ぶ場所の壁画です。


 また、以前は人里離れた堂ヶ島に「薬師三尊」の立派な仏像が安置されています。景色は人の心を癒すものでもあるのです。


 今、伊豆ジオパークが、世界ジオパークになろうとしています。住民も家の外に出て「おもてなし」という「人の美しい心」で訪れてくれるひとに応対したいものです。


 観光とは「ひとの美しい心」も、大きな要素です。それこそが寺社となり、形となっていることを忘れてはなりません。