初々しいおばさんシリーズ続きます。
看護学校ではクラスメートの一部にものすごくやる気満々の子たちがいたの。
その子たちが、難しい手技を実習先で独り占めにするというか、何度も何度も練習させてもらえた雰囲気があったの。
割と私はボーッとしてたので、「いいよ、私はあなたの次で」と遠慮してるうちにいつの間にか卒業。
ということで、かなり難しい手技、なんと一度もやらないうちに卒業。似た手技はやったけどね。
マネキンを使って実習室ではやったんだけど、人間の患者さんにはやったことが無かった。
ふっふっふ、その私が今日、患者さんにその手技をひとりですることに決定。
き、緊張。。。もうお昼ご飯もすっ飛ばしてたし、かなり脱水状態(私が)だったので
冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し一気飲み。
Googleでやり方さらっとおさらいして、挑戦っ!
下準備して、さあこれからっ!て言うときに看護助手の子が
「りょうこ〜、患者さん転倒したんですけど〜」
ぎゃーー!!!私がこれから手技デビューしようとしてた患者さんに待ってもらって、
転倒した患者さんの部屋へダッシュ。
ほっ。転倒はしてなかったわ。ギリギリセーフ。
さ、さっき途中で待ってもらってた患者さん、また準備最初からやり直し。
使うアイテムも全て新しいのを持ってきてもらって(隔離病棟なので医療器具の置いてある倉庫にいけないの)
さあ、スタート!
今度は眼鏡とフェイスガードが私の熱い息で曇る〜!見えない〜!
看護助手の子に手伝ってもらって、ふ〜!なんとかできたわ!
大成功!
嬉しくて嬉しくて患者さんと看護助手の女の子にハグしたかったぐらい
なんか看護師の階段のぼった気がします。(大人の階段のーぼるって懐かしい歌思い出したわ)
嬉しい♪
有頂天になったので、夜勤で到着した先輩ナースに報告。
「初めてだったんですぅ」
「え?りょうこって何年看護師やってるの?」(彼女は私が看護師になってまだ5ヶ月ちょいって知らなかったみたい。ちょっと嬉しかった)まあ普通この年齢なら25年ぐらいのバリバリベテランですよねー。
まあ考えてみたらそりゃそうよね。アラフィフの看護師が「まだ新人で5ヶ月目なんですぅ」って無いよね。
「え、知らなかったの?私、まだ22歳なんですよ〜」とくだらない冗談言ったけど、笑ってくれて優しい先輩です。
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