素敵な7eyeletの靴をFlagさんで入手しました。



Florsheim 20327 The Canfield


Confort Cushion ライン

V-cleatさんが公開されている1969年カタログにドンピシャで載っています。


7eyeletのクォーターブローグ


Florsheimでクォーターブローグは珍しいのではないかと。

おしりはドッグテイル


クビレはあんまりない。


ウィズがDでヒールがCのFlorsheimとしては珍しいコンビネーションだからでしょうか。

ヒールは穴あきラバー


ファブリックライニングにタン裏はスエードでクッション有り


残念ながら61年か71年製造のどちらか確定出来ません。

しかし革質は肌理が細かく上質


しかもアッパーに履き皺がほぼついておらず一度くらいしか履かれていないんじゃないかと思われるミントコンディション

そしてやっぱり7eyeletはいいねえ


最後に謎を1つ、アウトソールを見て下さい


おいおい、盛大にコバインキはみ出しとるやないか!
と思ったのですが、左右並べてみれば


左右対称になっています。
よくよく見ると黒い部分には下書きのような目付けも見られます。
とするとこれは製造時に塗られたものでしょうか?
でも少し雑な塗り方なんです、それ以外が凄く丁寧な作りなだけにギャップが凄い。
まあ、履いちゃえば気にならないんですけど。


黒の内羽根クォーターブローグ、Florsheimを代表するKENMOORなどと比べると地味です。
でも上質な革で丁寧に作られた7eyelet、球数も少ないようなので貴重なペアではないでしょうか。