探索日 2015/08/10

 

東北本線小湊駅と小湊港を結んでいた貨物線

開業は1889年(明治22年)

青函連絡船小湊航路として運用される予定で準備が進められたが中止になった

1950年代中には廃止されたと思われる

 

東京駅/青森駅方どちらからでも入出線できる配線になっていた

 

小湊駅に当臨港線に関する新聞記事が掲示されている

 

 

 

 

東北本線(現青い森鉄道)左に小湊操車場があった

臨港線東京駅方線は操車場からこちらへのびてくる

廃線後に東北線は複線化されているので、臨港線の位置ははっきりしない

 

 

東京駅方線は右へカーブし、東北線から離れていく

地図では線路跡が道として表示されているけど、実際は進入できる状況やなかった

 

う回して臨港線跡にやって来た

むこうが東京駅方面

この先はヤブ化していて進むのは困難

地図上では道になっているので、この季節でなければ行けるかもしれん

 

小湊港方面を見る

こっち側は歩いて行ける

 

農道となっている東京駅方線(上り線)跡

 

盛り土上を走る

 

砂利道が東京駅方線

 

 

線路の面影が残る

 

築堤上が廃線跡

 

この先は青森県道9号線になる

 

県道になった東京駅方線

 

 

道路のルートから外れたため残った築堤跡

 

築堤と後方の林が廃線跡

線路のカーブがはっきり確認できる

 

上下線分岐点

左の盛り土が東京駅方線跡、右の道路は青森駅方線跡

撮影地点付近で両線は合流する

 

小湊川を渡る

写真中央にむかって橋がかかっていた

 

拡大投影

対岸の林に若干のすき間があることに注目していただきたい

 

最大望遠

あの切れ目を臨港線が通過していたのだ

 

上写真のすき間部分に来てみた

鉄道橋は1980年代あたりまでは残っていて人道橋として使われていたよう

 

 

小湊港方面を見る

廃線跡部分だけ林が開けている

近年まで橋へのアクセス路として機能していたのかもしれん

 

林を抜けた臨港線跡は道路になる

 

道路が小湊港線跡

 

 

小湊駅方面を見る

右端のやつはほたて貝の殻

ここはホタテの産地のようで、随所でああやって殻を干していた

 

道路が廃線跡

 

このへんから浅所桟橋駅(小湊港駅)構内に入る

 

小湊港駅跡

数線の側線を擁する、わりと規模の大きい駅やった

 

小湊港

左の道路が桟橋へ続く線路の跡

 

連絡船が接岸する突堤が残っている

 

枕木は緩衝材か?

 

両側に連絡船が接岸できる構造やったらしい

 

小湊駅に貼られていた新聞記事

写真の突堤が今も残る

 

 

連絡船桟橋末端

 

 

レールが使われている

 

突堤根元部分

左の道路の位置に連絡船と接続する線路があった

世が世ならここが北海道連絡第二の拠点になっていたのだ

 

 

 

青森駅方線跡を小湊駅へむかって歩いていく

廃線跡は道路になっている

 

未舗装路になる

 

 

 

 

 

 

 

 

左から東北本線が近づいてくる

 

東北本線に接近、同線と隣接して小湊駅まで続く

小湊港線跡は東北本線複線化に利用されたと思われる

 

東北本線上り線(手前の線)の位置に下り臨港線があったはず

あれが小湊駅