探索日 2015/08/08

 

八戸線本八戸駅を所管駅としていた青森県県営の専用線

 

 

  第一専用線

 

開業は1950年代半ば

現在も正式には廃止されていない可能性あり

しかし、ふたたび列車が走ることはまずないので廃線ということにしとく

大平洋金属八戸工場、東北電力八戸火力発電所、日本石油、大協石油の専用線が接続していた

 

馬淵川橋りょう

1977年の八戸線高架化にともない、同線との接続点が変更されている

つまり新旧線が存在するということ

ここは新線にあたる

 

 

 

橋梁西詰(むこう側)が八戸線との分岐点

 

2006年までは貨物列車が走っていたらしい

左は八戸線馬淵川橋りょう

 

 

 

 

新旧線分岐点

旧線は左へ曲がっていく

 

右のレールは旧線のものと思われる

 

 

国道45号線をくぐる

 

5kmというと八戸駅からの距離にあたる

起点は八戸駅なんやろ

 

 

 

本八戸駅貨物扱所

これはJR貨物の施設

 

 

 

駅舎が残る

 

 

 

 

 

貨物扱所北端

 

貨物扱所を過ぎると廃線色が濃くなる

 

 

左は馬淵川の堤防

 

 

青森県第7踏切

 

雑草に埋もれつつもレールは残っている

 

 

 

 

ポイント切り替え機

ここにはヤードがあった

 

 

 

操車場跡

 

 

 

堤防沿いに走る専用線

 

 

 

 

掘り割りが廃線跡

この先で第一、第二専用線が分岐

 

拡大投影

第一専用線は右へ曲がっていく

奥へ続く道路の左が第二専用線

 

 

道路を横断

路面になんかあるけどあれが踏切跡か

位置的にはほぼ合っている

 

ここを奥にむかって線路が走っていた

 

道路右沿いが廃線跡

この付近は1980年代中頃には廃止されている

 

 

 

 

赤い車の停まっているあたりが大平洋金属への進入口

専用線は太平洋金属構内を通過、東北電力、日本石油、大協石油の油槽所に至る

 

 

 

 

 

  第二専用線

 

1950年代に開業していた第一専用線から分岐する形で1960年代に開業

第一専用線同様、正式に廃止されているかどうかは不明

仙台防衛施設局(米軍油槽所)、出光興産、共同石油、東西オイルターミナルなどの油槽所への専用線が接続していた

 

 

第一、第二専用線の分岐点

奥へのびる道路の左沿いが第二専用線

第一専用線は右へ曲がっていく

 

 

拡大投影

道路の左沿いが廃線跡

 

レールが残っている

 

管理されていないようで草ボーボー

 

レールは健在

 

 

 

 

機器箱も残る

 

馬淵川の堤防沿いに続く専用線

 

打ち捨てられるキロポスト

1kmは第一、第二専用線の分岐からの距離になる

 

休止中となっている

やはり手続き上は現役か

 

 

 

踏切上のレールも撤去されていない

 

 

 

工場街を抜ける専用線跡

 

 

この踏切も休止中

 

 

 

遮断機があった

 

 

埋立地やけど勾配があるんやな

 

 

 

 

 

東西オイルターミナル八戸油槽所専用線が右へ分岐

 

東西オイルターミナル線がななめに道路を横断

痕跡はない

ガードレールの左が第二専用線

 

 

 

 

草むらが第二専用線

右へ防衛施設局線が分岐

 

踏切の跡

 

 

米軍八戸油槽所への進入口

ここから運ばれた燃料は、八戸線、東北本線、米軍三沢基地専用線を経由し、三沢基地へ到達していた

 

 

出光興産線が道路を横断

 

 

出光興産への進入口

 

雑草部分が第二専用線跡

 

高架道路上から見てみる

道路沿い草の生えてるとこが第二専用線跡

駐車場は出光興産線跡

 

国鉄の境界標

 

標識跡?

 

ここに線路があった

特に痕跡はない

あれは八戸大橋

 

ここも東西オイルターミナルやな

 

未舗装部分、および柵のむこう沿いが廃線跡

突き当りが第二専用線末端

 

 

上から見てみる

青い柵の左右が廃線跡

写真右下が専用線末端