探索日 2014/10/13

 

飯山線十日町駅から分岐していた、千手発電所建設のための工事用軌道

発電所の運用開始は1939年らしいので、線路敷設はそれより前ということになる

廃止時期は不明

1969年の地図には信濃川材料運搬線として記載されている

いくつかの支線が分岐していたようやけど、探索は本線にしぼった

 

 

千手発電所

現在はJR東日本の所有

 

地図によるとパイプの下を線路が走ってるんだが

 

線路はあの鉄塔みたいなんの前まで引き込まれていた

 

建屋裏の道が廃線跡

 

線路はあそこまで引き込まれていた

 

発電所前に来てみた

奥へ続く道が線路跡

 

線路はあの導水管の下へ続く

 

左右にのびる道路が廃線跡

 

専用線はここへのびてくる

むこうが発電所

 

駐車スペースが廃線跡

 

左へカーブする路盤跡

このへんから信濃川を渡るため、築堤で高度を上げていったと思われる

左右に走る盛り土は新潟県道340号線

県道は廃線後の開通

 

十日町駅方から軌道跡を見る

 

望遠で撮るとカーブしてんのがわかるやろ

 

横から軌道跡を見てみる

 

県道上から軌道跡を見る

右奥が発電所

 

同じく十日町駅方面を見る

こっち側も跡が残っていた

 

右へカーブする軌道跡

ここには築堤があったと思われる

 

柵のあるとこは県道

掘り割り状になっているのは、周囲がかさ上げされたからか?

 

線路跡左に注目していただきたい

 

コンクリート橋が残っている

 

ここから信濃川を渡っていた

橋の痕跡は見えない

左は県道妻有大橋

 

橋脚も残っていない

 

信濃川右岸から続く築堤

 

信濃川からのびてくる軌道跡

 

アスファルト・スポットの脇に残る線路跡

 

ここからは遊歩道「十日町市緑道」になる

 

 

 

 

 

 

左は十日町市総合体育館

 

右は十日町情報館

 

 

 

むこうに見える高架橋は北越急行

 

 

北越急行のむこう側を飯山線が走っている

 

軌道跡利用の遊歩道はここでおわり

 

この付近に工事用軌道の線路が並んでいた

現在のレールは発電所線とは無関係

 

Wikipedia国鉄の特殊狭軌線のページ、「工事用専用線」の欄

「信濃川発電所第1・2期工事用材料運搬線」が当専用線に該当すると思われる

昔の航空写真を確認すると、近くを走る飯山線に比べると路盤や橋梁の幅が狭い

「762mm軌間を採用」は正しいんやないか