訪問日 2014/08/10

 

平岡ダム建設による遠山川(天竜川の支流)の水位上昇にともなう線路移設

切り替えは1951年8月

 

 

大沢トンネルを出たとこが平岡駅方新旧線分岐点

旧線はここへのびてくる

 

上写真の位置から為栗駅方面を見る

左は旧線十方峡トンネル、右は現在線新十方峡トンネル

 

 

十方峡トンネル平岡駅方口

廃線後は国道418号線トンネルとして使われていた

訪問時は通行止め

以前は閉塞信号が設置されていた

 

坑口前から平岡駅方面を見る

大沢トンネルを出た旧線は、ここへむかってくる

 

 

開業(当時は三信鉄道)は1936年(昭和11年)なので、すべてコンクリート製

 

待避所

 

 

 

 

 

為栗駅方口は完全封鎖

もちろん扉も施錠されている

 

柵から為栗駅方面を見る

反対口にもどり、国道で迂回せなあかん

 

十方峡トンネル為栗駅方口

 

 

 

坑門前から為栗駅方面を見る

新線切り替え前は、ここに遠山口駅があった

 

左の吊り橋の位置に旧線の橋が架かっていた

もちろん、吊り橋は鉄道とは無関係

右は現在線遠山川橋りょう

 

吊り橋の取り付け部

某誌によると、橋台の土台部分は鉄道時代のものを利用しているらしいけど

 

鉄道橋跡に人道用の吊り橋が架かる

 

 

トラス橋は現在線

 

ちなみに、この時は台風接近中で飯田線は運転取りやめ

おかげで天竜峡駅から平岡駅までタクシーを使う羽目になった

一万円のムダ出費や

 

遠山川を渡るとすぐにトンネルに入る

 

第一要津トンネル平岡駅方口

さっきの吊り橋に合わせて嵩上げされたため半分埋まっている

 

むこうに吊り橋が見える

 

 

 

反対側は全口開いている

つまりトンネル内で下っているということ

 

第一要津トンネル為栗駅方口

 

102

 

トンネルに続く廃線跡

 

次のトンネルが見えてくる

 

第二要津トンネル平岡駅方口

 

「要津」が読み取れる

 

 

 

 

 

 

 

 

第二要津トンネル為栗駅方口

 

 

 

平岡駅方面を振り返る

 

石積みの側壁

 

遠山川に沿って走る旧線

廃線後は散策路として整備されたようで、難なく歩ける

トラックと廃車が放置されてるんだが、どうやって遠山川を渡った?

アクセスルートは他にないはず

 

旧線跡に大木が成長

 

小川を渡る

奥は現在線

 

橋台は鉄道時代のもの

 

この先で新線と合流する

 

撮影地点付近が為栗駅方新旧線分岐点

旧線は右へ分かれ、現在線新要津トンネルの右へのびていく