探索日 2011/05/29

 

切り替えは1973年10月1日

尻無トンネルが放棄され、第二尻無トンネルが掘られた



 

薩摩大川駅ホーム南端より撮影

駅の位置が熊本方の新旧線分岐点になる

現在線は第二尻無トンネルへ入り、旧線は山沿いへ進む

民家の建っている場所が旧線跡


 

道路沿いのコンクリート桁上を旧線は走っていた

このへんは旧線時代の1965年に水害対策としてかさ上げ工事が行われたらしい

軌道が近代的なのはそのため

 

旧線の架道橋

橋げた上が草ボーボーであることから廃線とわかる


奥へ続く廃線跡

車が停まっている位置がそれ

 

この道が旧線跡と判断したようやけど、どうもちゃうわ

これは旧線の海側に隣接していた旧道の一部

ガードレールあるし

線路があったのはもっと左

側壁内に埋まっとるわ


旧線の尻無トンネル薩摩大川駅方口

高い柵があって、トンネル前へ行けない

仮に柵を越えられたとしても、中はジャングルやからな

まともな写真は撮れんやろ

これが限界

Wikipediaによると、ここにレールが残っているらしいけど確かめる術はない

 

尻無トンネル西方駅方口

密閉されていて中の様子はうかがえない

 

出入口があるので、中でなんか行われているのかもしれない

 

内壁にレンガっぽい模様があるけど、コンクリート製

1922年(大正11年)開業時のもんやろな

 

坑口前から西方駅方面を見る

 

旧線は奥へ続く

車の停まっているとこが線路跡

 

手前に尻無川が流れる

あの擁護壁のとこに橋台があった

 

上写真擁護壁上から尻無川対岸を見る

左岸には石積み橋台が残る

左の橋は現在線


「けたに注意」の警告板が付いたまま



大正11年やと、自然石も使われてたんやな

左の草むらが旧線の路盤

むこうに見えるのは現在線第二尻無トンネル西方駅方口

左端民家の奥に旧トンネル坑門がある

一番上の写真を見てほしい

新トンネル北口付近は複線、こっちは単線

つまり、トンネル内に単線・複線の分岐があるのだ


西方駅方新旧線分岐点

旧線は左へ分かれていく