探索日 2011/03/27


神戸新港(三ノ宮駅の南にある港)各突堤へのびていた貨物線

東海道本線貨物支線(神戸港線)から分岐していた

八本の突堤を、第一突堤からたどっていく

 

 

第一突堤

線路の跡はない
倉庫群も消えている


第一突堤へむかう線路の跡

柵の手前沿いが跡

カーブする土地境界線に注目していただきたい

 

道路をななめに横断する3線のレールがあった

 

駐車場のスペースが廃線跡

むこうが神戸港駅方面、手前が第一、第二突堤

左の建物は神戸税関


柵の手前沿いは第二突堤線跡

線路の曲線は今も生きている

第一突堤線は右奥へ直進する

奥へ続く第一、第二突堤線跡

 

第一、第二突堤線はデザイン・クリエイティブセンター神戸(左)と新港貿易会館の間を抜けて行く

新港貿易会館は1930年築、臨港線現役時から存在する

国登録有形文化財、神戸市指定景観形成重要建造物に指定されているらしい


三菱倉庫へのびていた専用線跡

駐車帯のとこに線路があった

左は貨物ホーム跡やと思う


ホーム下にはレンガ

臨港線の歴史がうかがえる

上記の場所を倉庫側から見る

建物の間に第二突堤線が走っていた


上写真の場所を神戸港駅方面から見る

 

もうひとつの第二突堤線跡

この空間に左へカーブする線路があった

 

上記の場所を突堤側から見る

建物沿いに線路があった


右へ曲がっていく貨物線を想像していただきたい

 

第二突堤内

倉庫沿いに線路がのびていた

 

第二突堤先端側から見る

左右倉庫沿いが廃線跡

 

第三突堤線に移る

食堂・売店の左沿いが線路跡

あの手前と裏にも貨物線が走っていた

 

もうひとつの第三突堤線跡

倉庫沿い、ソテツの植えられている位置が廃線跡

土地境界線にカーブする線形が残る


第三突堤根元部分

奥にむかって線路がのびていたけど、痕跡はまったくない

第三突堤内

左右倉庫前にむかって貨物線が続いていた

 

奥のくさび型ビルの左右からこっちにむかって貨物線がのびてきていた

左からの線が第三突堤線、右は第一、第二突堤線

 

第四突堤

このあたりに線路があったはずやけど、位置を特定できるような痕跡はない

真上の高架橋はポートライナー


突堤先端方面を見る

ポートアイランドへのアクセス路となったためか、他の突堤線より一足早く消えている


神港倉庫の左を第四突堤線が通過していた

柵のむこう、倉庫沿いが廃線跡

第四、第五突堤線の分岐点

第五突堤線はとんがり屋根倉庫の左へ、第四突堤線は右へのびていく

 

三井倉庫沿いが第五突堤線跡



草むらが廃線跡

 

第五突堤内

ひさしの下に線路が走っていた

 

同じく第五突堤内

倉庫沿いに東側の貨物線が走っていた

現在、第五~第八突堤間の海は埋め立てられ新港東埠頭となっている


第五突堤東側線跡

ゆるくカーブする線形を残す

三菱倉庫方面へのびていた貨物線跡

ここにも曲線が残る

 

新港重運計量 新港営業所左に三菱倉庫方面への線、右に第五突堤線があった

軽量所左側面が、カーブする線路に合わせて湾曲していることに注目


臨港線現役時の柵が残る

この左が神戸港駅跡になる

柵の支柱はレール

道路をななめに横断して、こっちにのびてくる線路があった

その線は第六、第七、第八突堤へ続く

高架橋は港湾幹線道路

奥へのびる第六~八突堤線跡

 

左の三菱倉庫、三井倉庫沿いに第六突堤線がのびていた

中央は神戸港港島トンネル北側入り口

 

手前へのびてくる第七突堤線跡

柵にカーブの跡が残る

 

倉庫沿いが第七突堤線跡

 

カーブする線形が残る

 

湾曲する土地境界線

線路があったのは柵の左

 

柵沿いが廃線跡

まさしく線路のカーブ


第七、第八突堤線の分岐点

第八突堤線はサイロの左へ続き、第七突堤線は澁澤倉庫沿いを進む

道路が第八突堤線跡

ここには3線か4線のレールが並んでいた

高架橋は港湾幹線道路

高架道路とサイロの間の空間が線路跡

第八突堤線は右へ曲がっていく

 

倉庫沿いの更地に線路が走っていた

 

段差の右側が廃線跡

境界線のカーブは今も健在

 

この境界線も湾曲

線路があったのは左側

 

右へカーブする砂利道が廃線跡

 

突堤側から見てみる


草むら部分が線路跡

右カーブしながら奥へ続く第八突堤東側線跡

第八突堤東線はケイヒン倉庫手前沿いへ続く

 

縁石左沿いに線路があった

ここにもはっきり曲線の跡が残る


ケイヒン沿いに第八突堤東線がのびていた

ここが神戸新港線東端になる


突堤北側に移動

神戸倉庫沿いに貨物線が引き込まれていた


倉庫沿いが線路跡


ここに2線の貨物線があった

自動車積載車の停まっているとこに線路があった

土地境界線のカーブに注目していただきたい

柵沿いが線路跡