〇〇療法 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 

 

 

よく、〇〇療法の第一人者みたいな方がおられますが、私もある意味弱った患者を強くするために筋トレをさせる第一人者かもしれない。

 

しかし、〇〇療法ってのにはちょっと抵抗がある。

〇〇療法って限りは、何かの病気をターゲットとしてそれの治療する新しい治療法みたいな感じがする。

 

まあ、霊山歴史館の館長さんに教えてもらってから言いまくっていますが、江戸時代の子供は米一俵60kgが持てて初めて仕事ができる大人と認められたようだし、現在の米袋30kgも持てない子供と体力が倍以上違ったわけで、そこから筋トレが無い時代とは言え、体力が老化で落ちてってもほとんどの人は死ぬまで動けなくなるほどの体にはならなかったのかもしれない。

それこそ弱った人に病名を付ける必要も無かったのかもしれない。

 

ところが現在は子供も体力が低下し、その後もろくに運動もしない生活をしても平気な世の中ですから寝たきり王国になっているわけで、弱ると骨粗鬆症だ脊柱管狭窄症だ廃用症候群だ運動器不安定性だロコモティブ症候群だサルコペニアだフレイルだと病名だけ悪戯にいろいろ作ってるだけで、別に〇〇療法で特定の病気が治るとかいう話ではなくて、弱ったものは強くすりゃ良いでしょってわけで、筋トレって別に療法じゃないし。

 

が、しかし、世の中の人々のニュースバリューの高い医者ってのは、〇〇療法の第一人者なのかなとも思う。

筋トレを広めるという意味で、〇〇療法の第一人者と自称するのも悪くないかな?

療法じゃないし気が進まないけど。