越権行為 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候


私は自分で筋トレをやってきて、整形外科医として多くの人を診てきて、結果弱った人を強くする最適な方法を指示したいと思ってきたし、障害を起こしたスポーツ選手なども練習を怪我せずに強くなる最適な方法を指導し活躍してもらいたいと思ってきた。

関節が痛んで手術して関節を人工ものに取り替えても結局寝たきりになったら意味無いし、今までの練習や試合の準備に問題があり痛めた選手はいくら痛めた組織を手術で形成しても、休んで弱らせてまた同じ練習に戻って行けばまた痛めるに決まってるし、根本的に痛めず強くなるように指示してきた。

しかし、これってリハビリテーションやスポーツ指導者にとっては自分たちのテリトリーを侵す行為のようで、好ましく思われない。
なので、整形外科医なんて黙って痛み止め出して手術しとけよみたいな空気を感じてきた。

どうも、医者ってのは痛めた結果を痛み止めの薬や注射と手術しとけば良いのであって、原因を追求し予防してはいけない、そこは越権行為と思われているように感じなくも無い。