高齢女性に思う | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候


高齢女性に多い疾患が多々あるわけですが、女性は閉経があるからホルモンの変化でなんて、何でも更年期だなんだそれで話を済ませる医学界ですが、正味元々男性より女性の方が筋力が弱いわけでその上女性の方が昔からジムで筋トレする人は少ないですし、ジム行ってもスタジオワークや有酸素ばっかりやる傾向だったりしますし、弱るのを加速している生活を選びがちだったりします。


なので私筋肉ドクターとしては、そういう筋力低下って目で高齢女性を見続けてきたわけですが、整形外科は閉経後骨粗鬆症なんて高齢女性の過半数以上を病人扱いして投薬注射することになっているわけです。


しかし、更年期障害をホルモン治療するのと抗うつ薬で治療するのと結果が変わらないとか言われると、ホルモンよりもメンタルの影響が大きそうですし、骨の硬さと筋力が比例するとか言われると、骨硬くしたかったら筋トレすれば良いやんと思うわけです。


となると、高齢女性に認知症寝たきりが多いわけですが、筋トレしていればかなりの女性が晩年のそういう不幸な状況を回避できるのではないかと思っている。


しかし、もはや骨粗鬆症で病的骨折し、動けなくなり認知症も始まりかけている女性患者に筋トレしたら?とは思いますがもはや手遅れですし、その付き添いの娘さんや介護の女性には明日は我が身ですよと言ったところで、結局正常性バイアスで私は大丈夫と思ってるのか、半笑いして筋トレなんかするわけない感じです。


逆にまだギリギリの関節痛が出た高齢女性に筋トレしたら?と言っても、筋トレにならない運動しかやらないわけで、教えても分からないと怒り出したりチラシを渡してもやらなかったり、どうしようもない状況です。


まあ、皆と同じようになるようになるってのが、女性の性かもしれませんね。