同志 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候


昔、私、ネット時代の昨今では、近江聖人中江藤樹が言ったような、古来聞き難しは道、天下得難きは同志なり、なんてことは減ってきて同志も見つかりやいと言ったことがある気がするのですが、やはり聖人の箴言は正しいなと思う昨今であります。

まあ、人前で平気で喋ってたりする私なので、人見知りなどなく友達も多いのでは?なんて思ってる方もいるかと思いますが、全くそんなことは無く、もともと人見知りですし友達もできないタイプです。
人前に出て話すなんて、筋トレが私にやらせたことで、それ以上のものは何も無いのです。

で、そんな私に近付いてくる人なんて同志のような顔してても、結局利害損得だけであったりするわけです。

子供にも言ってるのですが、利害関係無く純粋に付き合える友達なんて、学生時代しかできにくいよと。

その中で同志ともなるとほぼ得難いなとは、五十も過ぎて実感してきたところです。

ただただ筋トレを健康増進、強くなるためにやり続けて、それについて語り合うだけの相手ですら、私にはいませんからね。
そもそも筋トレを習慣化してずっとやってる人自体がいませんからね。
何かのためにやって、それ終わったら筋トレも終了みたいな人がほとんどでしょ。
常にいくつになっても自分の筋力を更新し続けるために、生活習慣として筋トレをやってますって人ほぼいないですからね。
ちょっと体が弛んできたから、久しぶりに筋トレでもやるか!みたいな人がせいぜい筋トレやっている人って感じですよね。

そもそも、多くのトレーニーの皆さんがやっている追い込み型の筋トレを私はやってないんで。
逆に追い込まなくて良い筋トレとか言いながら、本当に筋トレしてんの?みたいな体の人の筋トレでもありませんからね。

それで一時的に通われている間は弱った患者さんも強くすることはできますが、そういう人も何かあればやらなくなるでしょうし、別に私のように生まれてから死ぬまで成長してもらおうとも思ってないですし、習慣化していない人の一時の治療イベントみたいなもんですからね。

こういう人は、もちろん私の同志たり得ないわけで。

結局、完全な同志ではなく、近い人と付かず離れず付き合うのが関の山ってのが人生かもしれませんね。

まあ、逆に全く同じ意見を持った人は二人いらないって話もありますし。
同じなら議論にもならないし、二人でやる必要はありませんよと。

なので、同志探したり来るのを待ってても仕方が無いなと。
天下得難きは同志なりと。