リーダーが埋もれる社会 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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徳性が高く本当に頭が良い指導者向きの天才がいたとして、その人が世のため人のために世の中を良くしようと思ったら、現代社会何してるんですかね?


結構、そういう人って、市井の何てことない仕事して埋もれてる人が多い気がしますね。


安岡正篤氏も、善人は悪党に負けるのが世の常とおっしゃってますしね。


そういう善人賢人をリーダーに選ぶのを目指したのが民主主義だったはずですが、結局世の中ほとんどが悪党ですから、みんなの幸せ、平和のためにこの人を選ぼうなんて世の中ではなく、この人選んだら自分が得するかな?みたいな基準で悪党は選びますから、市井に埋もれた善人を掬い上げてリーダーにする世の中って難しいんでしょうね。


結局、能力の高い善人が活躍するのは世の中が乱れた末期じゃないでしょうか。

戦国末期、幕末維新とか、急にそういう人が活躍するけど、その後すぐに平和になると上に立つ人の徳性が下がる。

しかし、平和になると世を治めるのは悪党になるのも世の常なのかも。


江戸時代はそういう偉い人は、私塾とか開いてその立派な人に学ばせようみたいな親も多かったのでは?と思いますが、今の親はそんなとこ行って良い大学へ行けるのか?みたいな感じでしょうね。


私も選挙でそういう人に一票を投じたいと思うのですが、そういう人は立候補しませんね。

何らかの損得勘定が透けて見えるような人ばかりですよね。


結局は本当に優秀な人が埋もれる社会なのではないでしょうか。