対症療法希望 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候


ほとんどの病気は自然治癒する。
その間、病院へ行って薬もらって、そのお陰で治ったと思っている人も、ほとんどが自然治癒である可能性が高い。
そして、現行医療はほとんど病気の原因を治療するものではなく、その病気で出る症状や異常な数値、画像を改善するものがほとんどなので、対症療法、対処療法などと言われている。

なので、現行医療は急性疾患には有効性が高いが、慢性疾患には無力などと言われる。

ですから、自然治癒するものは医療機関を受診しなくても治るのだ。

しかし、加齢変化・老化現象として、病的に機能低下したのが原因だった場合、今まで通りの生活をしていてこうなったんだから、今まで通りの生活で自然治癒は望めない。
かと言って、現行医療の対症療法でも、改善は期待できない。

でも、ちょっといつもより動くようにしているとか、焼け石に水なんです。
で、動いてみてもダメだったから医療機関で対症療法みたいなので満足している人がほとんどだ。

で、原因治療として、体の機能を上げる筋トレという方法があるにも関わらず、多くの人は対症療法で良いと思ってるんですよね。
やったこともないのに、この歳になったら筋トレなんて無理とか。
いやいや、90代の方でもやってもらって効果ありましたよと。
歩行速度が速くなって信号が青の間に横断歩道渡れるようになったとか、杖が要らなくなったとか。

でも原因治療より、痛み止めの飲み薬、貼り薬、注射と慰安的リハビリといった対症療法が皆さん大好物のようです。