伝統や歴史を軽視して、最新の科学的知見が素晴らしいと言う人がいますが、私もそんな感じでした。
日本の伝統行事とかやる家ではなかったので、京都でも家に神棚も仏壇も無い家で育ちました。
そして、学校でも歴史とか記憶ものが嫌いで、そういうの全然勉強せずに育ちました。
しかし育つにつれ、最新の科学的知見よりも世の中の当たり前を知ることは大事だなと。
結局この世の真理って当たり前のことを知らないと分からないと感じるようになってきました。
自分は何か、人間は何か、この世は何かみたいなのを、少数の科学者が研究して分かったことが真理なのではなく、多くの人が誰でも確認できる昔から言われている当たり前の事実を知ることの方が、正しく簡単に真理に近づけるわけです。
本来の小学校の小学って、尋常小学校って言ったわけで、そういう当たり前のことを学ぶ、常を尋ねることだったみたいですね。
私が言うKIS原則なんてそういうことで、そんなもん科学者が研究するまでもなく、当たり前でしょって事実を知れば、自ずと真理に辿り着けるってことですよ。
でも、今の小学校って、国語算数理科社会みたいな、そういう当たり前よりも、最新の研究を知る元みたいなのの準備みたいなことばかり教えるから、非常識な人間が生まれるんでしょうね。
まあ、時々私、非常識と言われますが。
あれ?
しゃあないか。