体育会系でよくありがちな、more is better。
体育会系なんだから、運動をもっとやればもっと良い。
たくさん練習してきつい運動をたっぷりやる。
結局、これやって痛めるという事態に陥っている運動部の学生が多かったりします。
で、現在は文武両道って勉強と運動と両方頑張っているみたいに捉えていますが、私は両方が繋がらないと、知行合一、教業一致、心身統一が大切だと思うんですよね。
運動だからmore is betterでしょ、脳筋だから何も考えずにやり続けた人がうまいみたいな体育会系思考では、結局どこか痛めたりしているとパフォーマンスも落ちますし、勝てなくなってしまいます。
やはり、運動こそwiser is betterで賢くやった人が勝てる世界だと思いますよ。
学生時代に所謂勉強と運動・部活を分けてやるように教育しているから、別のものと信じている人が多いのでは無いでしょうか。
スポーツの理念とも、この体育会系思想は間違っているわけです。
円滑な人間関係、価値の高い人間になる方法を遊びながら学ぶというのがスポーツですから。
どうやったら更にスポーツが勝てるようになるのかを、習った勉強を参考に考えないと意味がありません。
何も考えずにやりまくって、相手に勝てればラッキーみたいなのでは、全然そういうことが学べませんから。
今や情報化社会で余計に頭だけな人間が増えてますが、頭と体を統一的に使わないと人生もったいないと思いますよ。
何ごとも賢くやりたいですね。