筋トレセミナーをあちこちでやらせて頂きましたが、今更思うことは基本聞きに来る人はほぼほぼ初心者と言いますか、初心者になろうとして来る人たちだということです。
なので、具体的にどういう運動したら筋トレになるかを説明したところで、運動もしていないレベルの人だったりするので、全く響かないことになってしまうんですね。
要するに私がよく言う例ですが、水に入ったことの無い人に泳ぎ方を詳しく説明しているみたいな状態になってしまうということです。
なので、筋トレセミナーと言いながら、もはや筋トレの話ではなく、筋トレを何故した方が良いのかみたいな話をするしかないなと。
ですが不思議なことに、筋トレしたこともない人でも、何故か自分は筋トレを知っていると思っている人が多いんです。
そういう人に必要性を説いても、効果の無い筋トレをして、そうは言うけどやってみたけど意味無かったみたいなことになりかねないなと。
医療系の柔道整復師の学校で教えていた時も、トレーナー養成の学校で教えていた時も、筋トレやっている生徒の方が圧倒的少数でしたし、折角なんでと筋トレの話をしてきたのですが、ほとんどの生徒には無意味だったと思います。
どんだけ弱った老人でも強くなれる方法を伝授してたのに。
まあ、ほとんどの生徒は、現場に出てモミモミしてるんでしょう。
とは言え極々少数ながら、私の話が響いて自分で実践しだして、人に教えだしてる人もいるので、少なからず意義はあったのかなと思っています。
ということで、筋トレセミナーって筋トレとはっていくら話しても、やったことないし今後もやらない人ばかりだったりするので、なかなか内容が難しいところです。