ほとんどの人が鍛えれば強くなるところを、鍛えずに弱らせて動けなくなる生活を喜んで享受している。
そういう人は投薬なり注射なりマッサージなり手術なりを受けながら晩年を過ごせば良いと思ってる。
ただ、そういう人々は傾きつつある我が国のお荷物になることを覚悟しなければならない。
しかし、時々弱った体を何とか維持向上したくて鍛えるのも辞さないという人がいる。
そういった人が前に述べた多数の人々と同じ扱いを受けているのを目にしてきたのが、私の開業を後押ししました。
でもまだまだそういった目にあっている後者の人々がいる。
最近も、そういう人を目撃した。
しかしその方は残念ながら、効果的な運動もできず、どんどん動けなくなっていかれることでしょう。
こういう人を助ける方法が分かっているのに、みすみす放置せざるを得ないのは、見殺しにしている気がする。
しかし、環境的にどうすることもできないことがほとんどだ。
私がこういう葛藤を持たなくて良い世界にしたいと思いながら、医師も含めて多くの人が鍛えないで弱るのを良しとしている以上、どうしようもない。